マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第10話 やりがいは、無くてもあることにしておくのがセオリーなのだ
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二郎は客の一人としてやってきた陣内香里にオークション詐欺
だとして訴えられる。話を聞くと、一郎の事をネットオークシ
ョンで50万円で落札したにもかかわらず送られて来ないという。

二郎は朝、目覚ましの音を不機嫌そうな顔で止める。
陽介のドアを叩く音で仕方なく目覚める中で、陽介からいつから
家のドアに鍵をかけたのかと問われ、仕事には行かないのかと
尋ねられる。マチコから無断欠席している事を聞いて駆けつけた
という陽介。一郎を一人にしておけないという二郎は、先日の
オークション詐欺容疑にかけられた事を話す。
一郎を見た香里の母親は寝たきりの女性で、命は長くないが
昔飼っていたマコトという犬に似ている為に、一郎の動画をよく
みており、一郎を落札したのだという。香里に対して犯人に心
当たりが有るので捕まえると約束したとのこと。
一郎に接近した人物で、金の一括返済を求めていたところを
見るとカネゴン(権藤)に違いないという。詐欺容疑が掛けられた
ら困るので必ず一郎を取りに来るはずであり、その時に捕まえる
のだと語る。

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ドラマとしてのテーマは絆。
見えないところでその綱引きが行われており、色んな所で
絆が発生している。その綱引きのロープが多いほどに人は豊か
に暮らしているものなのかも。

他人の振り見て我が身を正せとばかりに、日頃から公園で
会う確率の高い一成と二郎の関係も描かれ、一成の正体が
断片的に描かれた。
ただ似ている様で似ていない感じもするし、似ているといえば
似ているこの二人。

母親が一成と手を組んでいるとは思わないけど、一成を見て
我がフリを正すよう仕組んでいるとしたならば相当な策士
だね。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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