もう一度君に、プロポーズ
(2012年4月期・TBS・金曜22時枠)

脚本 - 桐野世樹
音楽 - 村松崇継
演出 - 村上正典、木下高男
プロデューサー - 森安彩
主題歌:JUJU「ただいま」

http://www.tbs.co.jp/propose2012/





第4話 急展開!知らなかった妻の秘密が明らかに
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

可南子は波留の中に、記憶のない自分が好意を寄せたであろう
事実を掴んでいく中で、彼に抱き締めるも拒否してしまい、
気まずい雰囲気が流れる中、波留の同僚・蓮沼がめいの娘を
預かって欲しいとしてやってきた事で、気まずさも吹き飛び、
寧ろ事態は好転するが・・・

ドラマとしては一つ一つ丁寧な感じに再び愛情を育むまでの
過程を描いている様で、劇的な変化というのは見られないけれど
上手いことドラマを構成している感じはする。

誰もが思い描いたことが有るであろう、別の人生を歩む事が
出来るとすれば、もう一度同じ人と結ばれるのかどうか。

波留の周りに集まる人を見れば、可南子にも十分彼の良さが
伝わると思うし、他人行儀にしているのは良いとしても、未だに
何処か不信感を覚えているように見えるところはやや腑に落ち
ない所も多い。

裕樹が波留を嫌っている理由は、彼には兄の様に慕っていた
可南子のボーイフレンド・一哉の存在があったようだ。
演じているのが袴田吉彦さんということで、完全にNHKのドラマ
ビターシュガー
状態なんだけど、姉の為というのは完全に
名目で有って、自分の為の様な感じがする所が何ともいやらしく
感じるところだ。

さてドラマでは、宝探しという事を図書館の館長・大橋が
語っていたけど、まさに当時の気持ちが何処にあったのかを
探るという意味では本当に興味深い内容となっている。
何故当時、この映画を見に行こうとしていたのか。

偶然に映画館で再会する下りとか、二人とも似ている映画の趣味
などを通して、運命というものを面白くあぶり出している。

裕樹が家庭に入れているお金は、全て母親が貯金している様で
金額にして450万円くらいになっていたね。
単なる母心・親心というのならば良いのだけど、使わずにいる
理由とか何か有ったりするのかな。

宮本波留 …… 竹野内豊 (38歳、車の修理工場に勤める整備士)
宮本可南子 …… 和久井映見 (36歳、妻、図書館司書)
谷村裕樹 …… 山本裕典 (26歳、可南子の弟)
吉城桂 …… 倉科カナ (24歳、修理工場、波留への恋心、onlineゲ
ーム)
谷村万里子 …… 真野響子 (60歳、母、パート)

増山志乃 …… 市川由衣 (25歳、裕樹の彼女、派遣社員)
蓮沼茂利 …… 渡辺哲 (60歳、修理工場)
進藤松二 …… 松下洸平 (24歳、修理工場)
佐伯美奈 …… 橋本真実 (28歳、北区立中央図書館)
橘雅斗 …… 入江甚儀 (22歳、北区立中央図書館)
大橋知典 …… 杉本哲太 (北区立中央図書館)
水嶋さとこ …… 山野海 (50歳、修理工場)
川崎良太郎 …… 久松龍一 (30歳、修理工場)
三田力 …… 三浦力 (居酒屋店員、"リッキー")
水嶋哲夫 …… 光石研 (52歳、修理工場)
宮本太助 …… 小野寺昭 (73歳、波留の父)
長谷川幸一 …… 小久保寿人 (裕樹の先輩社員)

日下部 …… 阿南敦子 (クリニックのカウンセラー)

松井宗但

古内美緒 …… 中込佐知子 (可南子の同級生、結婚・出産で退社)
野々村繭子 …… 野上智加 (可南子の同級生、独立起業)
幹恵 …… 中村真知子 (可南子の同級生)
一哉 …… 袴田吉彦 (可南子の同級生)

上遠野太洸、石井テルユキ、竜智美、栗本有規

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system