もう一度君に、プロポーズ (2012年4月期・TBS・金曜22時枠) 脚本 - 桐野世樹 音楽 - 村松崇継 演出 - 村上正典、木下高男 プロデューサー - 森安彩 主題歌：JUJU「ただいま」 http://www.tbs.co.jp/propose2012/

第6話 別れの時〜壊れた絆…ついに夫婦生活に終止符〜
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裕樹が偶然会った一哉を自宅に招くと運悪く、そこには波留
も居て鉢合わせすることになる。昔話に花を咲かせる一哉たち
を前にして、波留は自分の知らない可南子の姿を見ると共に
嘘をついて彼と会ってた事が発覚して気まずくなっていく。
そんな中、可南子は何故自分が鳩時計を修理に出していたのか
気になっていく。

波留が献身的に可南子を支えていく中で、その効果がようやく
見え始めたと同時に、今度は波留が結婚とは何かを考え始めて
彼女との別れを選択していく。

派手な展開は相変わらず無い状態だけど、繊細な心理描写は
上手く描けていて、突拍子もない行動を取る人物が居ないので
面白く視聴する事が出来る。

一応裕樹の中でも悪いと感じている意識はあるのか。
相変わらず腹の立つ存在にしか見えないけど、可能性としては
ドラマにはよく有る感じの、桂と出会い恋に落ちていくパター
ンになるのではないかとも考えたけど、今のところその兆候は
殆ど皆無なのかな。

父親の件で衝撃的告白になるのかと思いきや、次週以降に
持ち越し。幸せにしたいと思う気持ちだけでやってきたとする
父親が、時に迷走した際にはリセットするかのように基本に
立ち返るとした際には、波留に我慢するよう諭す意図が有る
のかと思ったけど、そうではないみたい。

ただ現在縛り付けている形だけの夫婦という関係を一端精算
して、改めて気持ちが何処にあるのかを考えさせる機会を与え、
義務感からではなく、寄り添っていきたいと感じる様になった
際に、改めて一緒になっていくとする段取りを想定しているの
だと思う。