理想の息子
(2012年1月期・日テレ・土曜21時枠)

脚本:野島伸司
シニアチーフクリエイター:櫨山裕子
プロデューサー:三上絵里子、福井雄太、松原浩(AX-ON)、柳内
久仁子(AX-ON)
演出:佐久間紀佳、森雅弘

http://www.ntv.co.jp/perfectson/





第4話 貧乏脱出神頼み!象さんの青い鳥
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大地は登校途中に倒れた生徒が居るのを目撃する。
羽生の情報によると、そんな事が出来る人物は、渋川、湯元
そして三船くらいだとするが、渋川と湯元は謎の人物によって
被害を受けていた。
一方大地の母・海は、職場の仲間達から、貧乏の無限ループ
の存在を聞かされ、貧乏人の息子が成功する確率は殆ど無い
事を説かれて、最後に頼りになるのは神や信仰心だと感じて
いく。

全てに於いて計算高く、安定したワンパターンの漫画っぽい
昭和コメディコントを演出。面白いと感じる反面、やはり
安っぽさは存在する。体裁を整える為に、上手いことCGで盛
り上げたり、何処かで見たようなパロディ的ストーリーを
繋ぎあげたような格好だけど、こういう展開も飽きが来るのが
結構早いんだよな。

ただ一定のフォーマットを踏襲しながらも、なんとか
上手いことバリエーションを見せようとして努力しているし、
「エレファントマン」のようなマスクを被った男性が、学園
最強説・後継者争いとは全く関与しない所で力を発揮し、猛威
を奮ういうのも面白いけど、これ以上学園の中で強い人物が
居ない状況の中で、学園ドラマに於けるドラマをどのように
作っていくのか。

テーマとなるべき支配するものは、相手を屈服させるだけの
絶対的な力なのか、それとも愛情なのか。

息子に向けられる愛情のベクトルが脇道に逸れてしまうという
子育ての難儀さを母親から感じることは出来るし、期待に
答えようとする息子が母親のためとはいえ嘘をついてしまう
というのも、ちょっぴり皮肉として感じる流れだった。

鈴木大地 …… 山田涼介 (16、明風学園から海王工業高校へ)
倉橋実 …… 沢村一樹 (42、隣人、奥さんが実家へ)
三船憲吾 …… 藤ヶ谷太輔 (18、ボクシング部部長)
小林浩司 …… 中島裕翔 (16、金持ちのボンボン、親の教育方針)

内山五郎 …… 武田航平 (3年生、ボクシング部)
本田 …… 須藤理彩 (海王工業高校・食堂)
小林 …… 伊藤正之 (弁当チェーン店社長)
鰐川悠馬 …… 入江甚儀 ("クロコダイル")

神部敏郎 …… ケンドーコバヤシ (39、体育の教師)
池田冬彦 …… 金子ノブアキ (36、美術の教師)
小林光子 …… 鈴木杏樹 (42、親はマルコバ建設社長)
鈴木海 …… 鈴木京香 (42、父親不明)

太田 …… 宮地雅子 (学生食堂)
吉田 …… 萩原利映 (学生食堂)
西田 …… 梅沢昌代 (学生食堂)

羽生義和 …… 柄本時生 (2年生、ヘビ、関節)
丹波巌 …… 脇知弘 (柔道部)
象林 …… 諸見里大介 (覆面、象)
丹波さやか …… 三吉彩花 (妹、車椅子)


宇治清高、氏原真一、奥村裕毅、加藤潤一、山口英利
山田ジルソン、浅田駿、宇都宮一基、金井俊太郎、如月蓮
工藤阿須加、坂本隆行、笹山純平、佐藤拓也、佐藤ユウヤ
柴崎佳佑、鈴木颯人、鈴木龍之介、DAISUKE、多田昌史
長谷川大、原勇弥、日向諒、福田雄也、三澤亮介、山室孝平
山本涼介、矢山博夢、久保酎吉、弘中麻紀、竹内晶子
吉田祐健、穴原辰宣、村上剛基、高橋陽子、折山みゆ、後藤郁、
竹内太郎、関谷知大

老人 …… きたろう (お祓い)
教祖 …… 小林隆 (宗教家)

日和佑貴、川畑一志、関谷知大


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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