理想の息子
(2012年1月期・日テレ・土曜21時枠)

脚本:野島伸司
シニアチーフクリエイター:櫨山裕子
プロデューサー:三上絵里子、福井雄太、松原浩(AX-ON)、柳内
久仁子(AX-ON)
演出:佐久間紀佳、森雅弘

http://www.ntv.co.jp/perfectson/





第7話 迎えに来た父!!パンダ学園を襲う
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

大地の前に事故死したと言われ続けてきた父親が姿を現す。
母親の海は押しつけないようにして、生まれたときからの
大地への愛情を語るが、大地の反応が気になる海。
大地は母に対して父ちゃんが生きているのに、何故嘘をついた
のかと問いつめる。
一方学園では、中学時代には三船とコンビを組んで大暴れして
いた城国商業の班田が少年院から出所し、更生した三船を
再び不良の道へと引きづり込もうとして海王工業で、騒動を
巻き起こすが・・・

色々とフォーマットを踏襲しつつ、盛り上げるために努力して
いるような感じは受ける。
ただこの手の内容も、一歩間違えばとんでもなく安っぽいドラ
マにしか見えないので、なかなか難しいところだろうか。

パンダが出てきた辺りは、「らんま1/2」を思い出すものが
有った。野島さんって高橋留美子さんの漫画好きだよね。
パンダメイクは完全に出オチ感有りまくりで、期待させつつ
後半はどうでも良くなっていた。

一応母親の行動に対して息子が不信感を覚えさせたり、その
逆も然りと言った状況が描かれつつも、二人の母子愛を見せ
つけるような展開に帰着するところはパターンではあるが面白
く出来ていたと思う。

とんでもない高校だと思っていたけど、力によって部下達を
統制する城国商業に比べて、海王工業では自主的に守りたい
人のために力を出し合っているということで、守るべき相手
が居る事への強さみたいなものを大地以外の別の人からも
持って見えても良かった気がする。

鈴木京香の心の中でつぶやく語り口は、今更ながらなんとも
クセになってくるな。

CGも流石に面倒なのかそれとも金掛けたくないのか、大地と
かパンダ以外は省略。でも三船の中にも動物的本能が見えた
だけでも良かったのかも。

鈴木大地 …… 山田涼介 (16、明風学園から海王工業高校へ)
倉橋実 …… 沢村一樹 (42、隣人、奥さんが実家へ)
三船憲吾 …… 藤ヶ谷太輔 (18、ボクシング部部長)
小林浩司 …… 中島裕翔 (16、金持ちのボンボン、親の教育方針)

内山五郎 …… 武田航平 (3年生、ボクシング部)
本田 …… 須藤理彩 (海王工業高校・食堂)
小林 …… 伊藤正之 (弁当チェーン店社長)
鰐川悠馬 …… 入江甚儀 ("クロコダイル")

神部敏郎 …… ケンドーコバヤシ (39、体育の教師)
池田冬彦 …… 金子ノブアキ (36、美術の教師)
小林光子 …… 鈴木杏樹 (42、親はマルコバ建設社長)
鈴木海 …… 鈴木京香 (42、父親不明)

太田 …… 宮地雅子 (学生食堂)
吉田 …… 萩原利映 (学生食堂)
西田 …… 梅沢昌代 (学生食堂)

羽生義和 …… 柄本時生 (2年生、ヘビ、関節)
丹波巌 …… 脇知弘 (柔道部)
象林 …… 諸見里大介 (覆面、象)
豹塚昌子 …… 吉永淳 (太極拳、豹)
丹波さやか …… 三吉彩花 (妹、車椅子)

宇治清高、氏原真一、奥村裕毅、加藤潤一、山口英利
山田ジルソン、浅田駿、宇都宮一基、金井俊太郎、如月蓮
工藤阿須加、坂本隆行、笹山純平、佐藤拓也、佐藤ユウヤ
柴崎佳佑、鈴木颯人、鈴木龍之介、DAISUKE、多田昌史
長谷川大、原勇弥、日向諒、福田雄也、三澤亮介、山室孝平
山本涼介、矢山博夢、久保酎吉、弘中麻紀、竹内晶子
吉田祐健、穴原辰宣、村上剛基、高橋陽子、折山みゆ、後藤郁、
竹内太郎、関谷知大


金狼 …… 林遣都 (城国商業)
班田順平 …… REDRICE (城国商業)

岩本照、千代将大、安藤龍、吉本大、吉本拓、相川直美


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system