理想の息子
(2012年1月期・日テレ・土曜21時枠)

脚本:野島伸司
シニアチーフクリエイター:櫨山裕子
プロデューサー:三上絵里子、福井雄太、松原浩(AX-ON)、柳内
久仁子(AX-ON)
演出:佐久間紀佳、森雅弘

http://www.ntv.co.jp/perfectson/





第10話 結婚反対!!母vs息子最後の聖戦
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海は大地の事に気をもむ事に疲れ果てて子離れする為にも倉橋
との結婚を決意する。しかし大地はなかなかその事実を受け入れ
られず、悶々とした日を過ごすことになるが・・・

どうしてもこのドラマ、イロモノ色が強くて、形式ばった内容
なので安っぽさは存在するのだけど、なかなか最後まで面白く
見ることが出来た。
三船というキャラクターを学園生活の中で必要以上に物語に関
わらせないようにした辺りは、ミステリアス感も有ったし、
上に立つ物としての風格も漂っていたので、尊敬の念を持って
卒業する彼らを送り出す様が、大して関わり合いも無かった状況
の中でも上手く伝わってくるものが有った。

マザコンは気持ちが悪い物なのか。
母親を愛すると言うことはそもそもマザコンだと言えるのか。

ソラさんが語るように、一番近くに居る人を愛せない人は誰か
を愛することは出来ないとする事で、大地の決断を揺るぎない
ものとしたり、また愛情の配分について邪道ながらも努力で
なんとかなるような言い回しをして、回避してみたりして、二人
の関係をまた一歩引き上げたりもした。

最後のサプライズは海さんの動物的力をみせつけたこと。
その前の三船に襲いかかる小動物的小林君の攻撃の方が笑える
ものが有ったけどね。

小林君を最後には引き立てて、これからのリーダー像を示して
行く辺りも悪くはなかったし、現在の日本の状況を鋭く指摘して
いるのかなと思うところも有るね。

丹波コントの行方も、クララはようやく立ったけど、大地によるもの
ではなく、ゴキブリによる力だった。笑顔を失った妹が居るとの流れ
は笑えたけど、当初の流れからするとこんな所に行き着くとは思わ
なかった。まぁジャニーズのタレントを女装させてかわいいと言わさ
せたいだけなんだろうけど、憎めない流れではあった。

そして四役目の登場の金子ノブアキさん。
使い回し方がハンパないな。どの流れもある意味では型破りなものが
あるね。

鈴木大地 …… 山田涼介 (16、明風学園から海王工業高校へ)
倉橋実 …… 沢村一樹 (42、隣人、奥さんが実家へ)
三船憲吾 …… 藤ヶ谷太輔 (18、ボクシング部部長)
小林浩司 …… 中島裕翔 (16、金持ちのボンボン、親の教育方針)

内山五郎 …… 武田航平 (3年生、ボクシング部)
本田 …… 須藤理彩 (海王工業高校・食堂)
小林 …… 伊藤正之 (弁当チェーン店社長)
鰐川悠馬 …… 入江甚儀 ("クロコダイル")

神部敏郎 …… ケンドーコバヤシ (39、体育の教師)
池田冬彦 …… 金子ノブアキ (36、美術の教師)
小林光子 …… 鈴木杏樹 (42、親はマルコバ建設社長)
鈴木海 …… 鈴木京香 (42、父親不明)

太田 …… 宮地雅子 (学生食堂)
吉田 …… 萩原利映 (学生食堂)
西田 …… 梅沢昌代 (学生食堂)

羽生義和 …… 柄本時生 (2年生、ヘビ、関節)
丹波巌 …… 脇知弘 (柔道部)
象林 …… 諸見里大介 (覆面、象)
豹塚昌子 …… 吉永淳 (太極拳、豹)
丹波さやか …… 三吉彩花 (妹、車椅子)

宇治清高、氏原真一、奥村裕毅、加藤潤一、山口英利
山田ジルソン、浅田駿、宇都宮一基、金井俊太郎、如月蓮
工藤阿須加、坂本隆行、笹山純平、佐藤拓也、佐藤ユウヤ
柴崎佳佑、鈴木颯人、鈴木龍之介、DAISUKE、多田昌史
長谷川大、原勇弥、日向諒、福田雄也、三澤亮介、山室孝平
山本涼介、矢山博夢、久保酎吉、弘中麻紀、竹内晶子
吉田祐健、穴原辰宣、村上剛基、高橋陽子、折山みゆ、後藤郁、
竹内太郎、関谷知大

篠田ソラ …… 石橋杏奈 (篠田博之国土交通大臣の娘)
三船の母 …… 遠山景織子 (若年性認知症)

越村公一、宇納佑、五十嵐空

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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