聖なる怪物たち (2012年1月期・テレ朝・木曜21時枠) ゼネラルプロデューサー：内山 聖子 プロデューサー：船津浩一、霜田一寿、池田禎子 演出：藤田明二、落合正幸、常廣丈太 原作：河原れん  脚本：荒井 修子、高山 直也 音楽：沢田　完  http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/

第4話 誘拐逃げる女と追う女！！
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圭子と敏雄の受精卵を三恵に着床させ無事妊娠させたと思って
いたが、徐々に三恵の中では母性が芽生えて、自分で名前を
決めたり、お腹の中の子供のために気を配る行動が目に付く。
そんな態度を改めさせようとするが、夫の敏雄も非協力的で
逆に圭子が神経質すぎると言われてしまう。

優佳からのプレゼントであるヌイグルミの存在が実に胡散臭い
ものとして存在し、明らかに盗聴器が入っているだろうなと
思う物があったけど、逆に見せかけだったとする辺りは意外
でもある。アメリカのドラマなんか見ると、ベビーシッター
が虐待する事を監視するために、こっそりと盗聴器を仕掛けて
いたりするシーンが有るよね。

映画「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デ・モーネイでは
無いけれど、三恵が他人の子を自分の子のように育てていき、
最終的には旦那も奪っていく段取りかと想像できる物がのか
あったし、母胎が病気でその立場を覆していくのかに思えた
けど、そのどちらでもなかった。

稼業を守るのは金ではなく誇りと高い志だとする敏雄は、聖職
者である事を唱えつつ、結局何がしたいのか。
圭子の事を愛しているのかどうかもよく分からず、そして三恵
の関係に於いても全く今後が予想できない状態だ。

優佳にとっては血統は関係ないものとして扱っていくのだろ
うか。
高貴な嘘を突き通すことは、本当に罰として成り得るのかも
イマイチよく分からず、逆に発覚した方が、本人にとっては
罰にならないだろうかという感じがする。
まぁそれも発覚するタイミング次第って感じはするが・・・

糸川自身ももっと怪しく存在していくのかに思えたけど、
意外なところで命は長くはなさそう。もう少し瑶子の件で
怪しく関わってくると思っていたけどね。