ストロベリーナイト
(2012年1月期・フジ・火曜21時枠)

脚本 - 龍居由佳里
演出 - 佐藤祐市
音楽 - 林ゆうき
アクションコーディネイター - 釼持誠
企画 - 成河広明
プロデュース - 高丸雅隆、江森浩子
GReeeeN「ミセナイナミダハ、きっといつか」

http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/index.html





第2話 右では殴らない
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劇症肝炎で亡くなった男を調べた監察医の國奥定之助は、玲子
を呼び出すと、体内からは違法薬物が検出されたという。
この事件は薬物によって引き起こされたもので、過去にも2件
同様のケースで人が亡くなっている事を知る。
玲子たちはその事情を上司に語ることで、警視庁内で捜査本部
が設置され、玲子たちと三係の島班で捜査を行うことになる。

比較的地味に展開される内容で、劇的なシーンが用意されて
いるという訳ではないのだけど、それぞれの思惑が上手く
ドラマの中で絡み合い、見応えのある内容になっている。

このドラマ、必要以上に登場人物が多い。
そんな状況から、一見すると複雑な状況になりがちで、カット
が多くなりすぎて、内容としても分かりづらく、神経質な
割り振りになる所だけど、理路整然とまとめ上げて、
それぞれの思惑の下ドラマを進行させている。

感心するのは、今回新たに挿入された井岡博満と島千秋の使い
方が上手かった点かも。

ガンテツの底意地の悪さみたいなものも、連ドラ版登場の
最初のカットで玲子との絡みの中で発揮されているし、
ガンテツの部下、朝倉という人物を使って、彼のしている行動
自身に疑問を呈する部分も上手く含ませている。

ただ今のところ、あんまり玲子らの優秀さを示すエピソード
が存在していない。
クローンカードの存在を女子高生が臭わせているのに、完全に
無視している辺りは不自然だしね。

玲子の捜査方針の中に、勘と勢いだけで突っ走るところが
ある所に落とし穴が有る事を、セリフの中で分かりやすく示唆
している辺りもまた、親切な作りだけど、まぁそれが吉と出る
か凶と出るのか。

姫川玲子 …… 竹内結子 (主任)
高校時代の玲子 …… 岡本あずさ (強姦・暴行された)
菊田和男 …… 西島秀俊 (姫川班)
石倉保 …… 宇梶剛士 (姫川班)
小峰鑑識主任 …… 田中要次 (鑑識)
姫川瑠江 …… 手塚理美 (玲子の母、娘を心配)
國奥定之助 …… 津川雅彦 (鑑識)
日下守 …… 遠藤憲一 (玲子と対立)
橋爪俊介 …… 渡辺いっけい (玲子を嫌う)
今泉春男 …… 高嶋政宏 (玲子を信頼する上司)
井岡博満 …… 生瀬勝久 (亀有西署強行犯係)
勝俣健作 …… 武田鉄矢 (ガンテツ)

葉山則之 …… 小出恵介 (姫川班)
湯田康平 …… 丸山隆平 (姫川班)
姫川忠幸 …… 大和田獏 (玲子の父)
朝倉圭吾 …… 戸田昌宏 (刑事、ガンテツの班)
大山聡 …… 中村大樹 (科捜研)


大塚真二 …… 桐谷健太 (殉職)
佐田倫子 …… 国仲涼子 (殉職)

島千秋 …… 小木茂光 (三係・刑事)
宇和島 …… 山田明郷 (白楼会組長)
下坂美樹 …… 大政絢 (学生)
下坂勇一郎 …… 北見敏之 (総理のブレーン、医師)
下坂明子 …… 阿部朋子 (妻)
千香 …… 志保 (女子高生、援助交際・ネット)

岩寺真志、外川貴博、寺部智英、三宮健、BOBBY、江澤大樹
村土周、原田悠吾、武発史郎、加藤裕、野口俊丞、松下哲 
里中龍児、佐藤達、大塚公祐、野本雄一、福原直英


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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