ストロベリーナイト (2012年1月期・フジ・火曜21時枠) 脚本 - 龍居由佳里 演出 - 佐藤祐市 音楽 - 林ゆうき アクションコーディネイター - 釼持誠 企画 - 成河広明 プロデュース - 高丸雅隆、江森浩子 GReeeeN「ミセナイナミダハ、きっといつか」 http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/index.html

第10話 檻に閉じ込められた親子〜ソウルケイジ
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高岡賢一の手首が見つかった事件。
そこには三島耕介と中川美智子が何らかの関与が有るのでは
無いかと疑われる中、高岡の旧友からの話で、写真に写っている
男性は高岡ではない事を知る。また耕介と美智子の関係も恋人
としているが、何処か不自然な関係に思える中で、保険金の
件で主犯だ思われる人物がも田嶋組の息子の戸部真樹夫で
有る事を掴んでいく。しかし彼は何処かに姿をくらませていて
なかなか見つからなかった。

今回はかなり引き延ばし感の強い内容であり、しかも玲子の
直感に頼る度合いが高かったこともあり、少々バランスに欠いて
イマイチ面白みを感じなかった。

話をよく聞いていないと過去の怪しげな思惑の中に、高岡なの
か内藤なのか戸部なのかよく分からないものが有ったりするし、
より保険金絡みの件で関わってくる人物が増えたことで、
少々事情はややこしくなった感じがする。

戸部が諸悪の根源で間違いなさそうだけど、ニセ高岡が何処まで
犯罪に関与しているのか。

内藤家が関わってきたことで、展開が複雑になったけど、逆に
内藤和敏が自殺を偽装して高岡になりすましているであろう事
が伺える。保険金詐欺の片棒を担いでいるニセ高岡が、その過程
で失ってしまった耕介なり美智子の事を自責の念から助けている
のだろう。

戸部を殺害したのもニセ高岡だろうし、一度ならず二度死を
偽装して居るものだと思われるが、果たしてその辺の繋がりが
どうなっているのか。

日下の家庭の事情であったり、ガンテツとの絡みを通して、何故
今のような日下の姿になったのかが描かれた分、その辺は興味
深い流れが有ったのかもしれない。まぁガンテツを出演させる
意味合いもあんまりない気がするけどね。