サマーレスキュー〜天空の診療所〜
(2012年7月期・TBS・日曜21時枠)

脚本:秦建日子、及川真実
チーフプロデューサー:志村 彰
プロデューサー:高石明彦 関川友理
演出:日比野朗、本多繁勝、水村秀雄、竹園元
音楽:羽毛田丈史
主題歌:Superfly「輝く月のように」

http://www.tbs.co.jp/summerrescue/





第7話 診療所の危機!遥の想いに速水の決断!
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倉木から診療所の閉鎖を聞かされ、倉木は沢口の元に閉鎖の
決断をした事をメールで送る。
そんな状況の中で、あかりは桃花の学校の準備のために、一足
早く下山することになり、母子は下山前にピクニックを行い、
倉木と約束した望遠鏡で天体観測しようと考えていた。
そんな折り、あかり・桃花の前に別居中の父・優太が山荘を
突然訪れる。

今回は巻き込まれた形の事故だから仕方が無いのかも知れないが、
また滑落事故ですか?って感じの内容で、しかもそれが診療所・
山荘の関係者だとするのだからたちが悪いというか、どうも
同じような症状を描いて、延々と診療所の存続問題を引き延ばし
ているような感じにしか見えない。

山荘での治療の多くは高山病か捻挫などの手当だと思うので
仕方が無いのだろうけど、やはりドクターヘリ搬送が可能とな
った現在、医師不足を懸念するのであれば、それに頼るという
のも一つの手なのだろう。

医師としてのスキルが相変わらず見えてこないし、尊敬に値
するほどの医師の姿がイマイチ提示されて折らず、速水と遥の
間に恋心が芽生える様な状況も全く描かれぬまま、この診療所
を存続させるが為ばかりに、二人の繋がりを描こうとしている
としか思えない所が悲しい。

研修医にも満ちていない医学部の生徒たちも、こんな辺鄙な
場所で医療を学ぶよりももっとやるべき事が有るような感じ
がする。山の知識を得る事以外の学習環境が乏しいところが正直
主張に説得力が帯びない理由でもある。

あくまで診療所は僻地医療の問題や医師不足の問題を象徴的に
描くための設定だと思うが、閉山までの期間はそれ程長くはな
い訳だし、どうしても医療問題にメスを入れて居るという感じ
がしてこない所があるな。

このドラマまで7話放送だと思うと正直見ているのも辛い。
ロケーションだけは綺麗だし出演者は良い俳優を揃えている
んだけどね。

速水圭吾 …… 向井理 (29歳、心臓外科医)
小山遥 …… 尾野真千子 (28歳、山小屋を経営する両親に育てられ
東京で看護師)
平原あかり …… 小池栄子 (34歳、ベテラン看護師)

小山雪乃 …… 三浦理恵子 (38歳、雄一の後妻)
井上幸治 …… 山崎樹範 (37歳、不動産業、山荘でアルバイト)
沢口光香 …… 市川由衣 (23歳、教授の娘、圭吾のフィアンセ)
木野憲太 …… 菅田将暉 (19歳、明慶大学医学部生徒)
村田佳秀 …… 小澤亮太 (21歳、明慶大学医学部生徒)
鈴木真子 …… 能年玲奈 (20歳、明慶大学医学部生徒)
田中謙介 …… 前田公輝 (18歳、山荘アルバイト)
宮下エミリ …… 折山みゆ (25歳、山荘アルバイト)
平原桃花 …… 本田望結 (6歳、あかりの娘)
野村恭介 …… 戸次重幸 (35歳、遥が働いていた病院の医者)
速水悦子 …… 中田喜子 (56歳、母、健康診断で問題が・・)
小山雄一 …… 笹野高史 (65歳、遥の父親)
高井聡志 …… 佐藤二朗 (43歳、医学生時代から山の診療所でボラ
ンティア)
沢口哲夫 …… 松重豊 (55歳、速見の上司)
倉木泰典 …… 時任三郎 (55歳、「山の診療所」の責任者)

瀬尾隆一朗 …… 浅利陽介 (沢口、倉木の仲間、過去滑落事故)
平原優太 …… 長谷川朝晴 (あかりの夫)

松井範雄、渋谷そら、黒田浩史、正木俊和、小林徹
荒張幸作、松井正樹

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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