サマーレスキュー〜天空の診療所〜 (2012年7月期・TBS・日曜21時枠) 脚本：秦建日子、及川真実 チーフプロデューサー：志村 彰 プロデューサー：高石明彦 関川友理 演出：日比野朗、本多繁勝、水村秀雄、竹園元 音楽：羽毛田丈史 主題歌：Superfly「輝く月のように」 http://www.tbs.co.jp/summerrescue/

第9話 おやっさんの命を救え！速水と遥の願い
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いよいよ総会で稜ケ岳診療所を閉鎖すべきかどうかの開票が
行われる。千人を超えるスタッフが働く明慶大学病院の中で
果たしてどれだけの人物が診療所維持に賛同してくれるのか。
そんな中で、小山の消息が無くなり、雪乃は一人で探しに
いく。

山では助けられなかった事でも、やっぱりきちんとした医療
施設に於いては助ける事が出来てしまったという流れを演出
する事で益々山荘での診療所の存在意義が薄くなりそうな今回
のドラマ。

一番気になるのは、小山さんは心臓の薬を飲んでいたとの事
だけど、その薬を山荘まで運んできているのは誰なのだろうか。

閉鎖1117名に対して存続は27名。この数字をどう見れば良いの
か分からないけど、少なくとも鶴の一声で展開を反転させる
ようなその場限りの取り繕い方だけはしないで欲しい。

ヘリコプターは呼ばないでくれと言っていた小山さん。
あのシーンで、まだヘリコプターをまだ呼んでなかったのか?と
いう辺りの驚きが有った。

何を描いても結局の所反転させるだけの余地が無いところと、
命に大きいも小さいも無いとする訴えも特殊な環境に於いて
は伝わりづらいところも多かったかも。