たぶらかし -代行女優業・マキ- (2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠) 原作：安田依央 脚本：森下直(1)、西田直子(2) 演出：遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子 総合演出：遠藤光貴 プロデューサー：堀口良則、藤原努 チーフプロデューサー：堀口良則 高橋優「セピア」 http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html

第3話 詐欺師女が持つ秘密愛情と憎悪の間に潜む母娘の真実を暴く ！
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マキはあやめから神社の巫女役であり、稲荷神のお告げ役で
有るお狐様の役をする様依頼が来る。破格のギャラだと聞いて
行うことになるが、苦しんでいるものたちに高額なものを
売りつける詐欺だと知ってそれを止めようとする。

代行女優業という定義がなかなか難しいこのドラマ。
マキが誰か別人を演じているというよりも、単純に関わっている
という感じにしか見えないし、今回の様な形で演じているとする
ならば、もはや犯罪の片棒を担いでいるとしか思えないところも
有る。

あやめが親友の話だとして語ることが全て自分の事だという
事だとは一瞬にして分かる様なベタな作りだったけど、
最後に母子の気持ちを繋げるために、娘役を演じて母親
に本音を語らせたり、逆もしかりというような使い方は、とても
面白いと思う。時間がないので、この親子との関わり合いが
あまりに少なすぎるために演じるという意味ではあんまり説得力
が無いのは残念だけどね。

深夜ドラマだからか露出度が高いけど、正直あんまり脱いでいる
意味も感じない。
まぁ嬉しいと言えば嬉しいけど、ドラマが安っぽく見えてしまう
見えてしまう事にも繋がってしまうので、ある程度女性の武器
として使うには節操を持った方が良いのかも知れない。