たぶらかし -代行女優業・マキ-
(2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠)

原作:安田依央
脚本:森下直(1)、西田直子(2)
演出:遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子
総合演出:遠藤光貴
プロデューサー:堀口良則、藤原努
チーフプロデューサー:堀口良則
高橋優「セピア」

http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html





第6話 逃れられない過去!父が犯した過ちとは?娘から父へ決別の 曲
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ORコープレーションにピアニストの国際コンテスト前の
桐嶋美響が訪れる。彼女は5歳の時に離婚した母親と共に
イギリスに綿知り、ピアノ留学をしたが、15年前に別れた
ハズの父親・神崎隆一から、逢いたいとのシツコイ電話が鳴り
困っているという。自分の変わりに父親にあって、二度と連絡しな
いよう告げて欲しいと言われる。

マキが美響の行動に後押しする形で存在していたという意味では
とても重要な役割を担っていた物が有ったけど、代行女優として
の役割は限りなく薄かったような気がするドラマ。
結局重要な言葉の殆どは、美響自身が語っていたし、寧ろ美響
が別人に化けていたのではないのかという感じの内容だった。

神崎の存在が実に都合がよい。
離婚の真相の中にも同情すべき何かが含まれていて、母親から
聞かされていた事実とは違う何かが含まれていたのかと思った
けど、結局その辺のフォローの流れは無く、ただただ家政婦の
女性からは自分の事ばかりで他人の心のキズには気がつかない
ような事を聞かされるばかり。
視力を失った原因も含めて、父親側にも何らかの同情すべき
過去は存在して欲しかった。

楽器は心と感情を乗っける為の道具だとして、どんな感情を
伝えるのか、そして伝えたい相手は誰なのかという主張はもっ
ともらしく聞こえたけど、結局このドラマにばかり都合良く
存在した主張にも思えてくる所が有ったな。

冬堂マキ …… 谷村美月 (ORコーポレーション・役者)
水鳥モンゾウ …… 山本耕史 (ORコーポレーション・役者)
松平トキタダ …… 段田安則 (ORコーポレーションの代表)
藤ミネコ …… 白羽ゆり (ORコーポレーション)

桐嶋美響 …… 松山愛里 (ピアニスト)
美響の幼少期 …… 稲葉菜月
佐野伸子 …… 緒川たまき (神崎家の家政婦)
神崎隆一 …… 浅野和之 (資産家・美響の父親)
神崎の愛人 …… 桜田聖子


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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