たぶらかし -代行女優業・マキ-
(2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠)

原作:安田依央
脚本:森下直(1)、西田直子(2)
演出:遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子
総合演出:遠藤光貴
プロデューサー:堀口良則、藤原努
チーフプロデューサー:堀口良則
高橋優「セピア」

http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html





第9話 セレブ母に大変身!!息子を見放すダメ両親家族の絆を取り戻せ
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

マキは多忙を極める高級化粧品"ゴールド化粧品社長"の南川
英子に変わり、息子の隆久が小学校を卒業するまでの間、
学校関係者への対応を代行として依頼してくる。
そんな中、早速担任の教師・弓田からは、隆久が同級生の友達
とケンカの末にバケツの水をかけたとして、呼び出しを食らう。
そんな状況の中でも、英子はマキに対して、高級ブランドの
社長としてのイメージがあるので、隙のない美しさを求め
厳しく指導していく。

意外にシンプルな代行物語に終始したなと思っていたけど、
珍しく二話またぎの話として構成された。
シンプルでオーソドックスな物語も悪くないなと思わせた所
で、最終的には夫との争いが存在したり、担任の教師と
鉢合わせがあったりとして、なかなか一筋縄ではいかない
物語が用意されている。

何と言っても今回はモンゾウがふざけているだけでなく、
自らの家庭の境遇を語り始めると同時に、今回の依頼人の家族
の形と比較する形で、家族・親子とは何かを考えさせる作り。

英子を子供の親として向き合わせるだけの物語に見えたけれど、
現実として夫の浮気の問題からは目を背けていた事も有って、
その辺もただして行くようだ。

二つの代行の仕事を掛け持ちしているというシチュエーション
も初めて描かれたし、モンゾウならではの男親の存在感を
示した事で、やはり子供には両親が居てこその家族の形という
ものを上手く示唆していく内容だった。

さて次週はどんな形でこの続きを描いていくのか。

冬堂マキ …… 谷村美月 (ORコーポレーション・役者)
水鳥モンゾウ …… 山本耕史 (ORコーポレーション・役者)
松平トキタダ …… 段田安則 (ORコーポレーションの代表)
藤ミネコ …… 白羽ゆり (ORコーポレーション)

南川英子 …… 小沢真珠 (ゴールド化粧品社長)
南川トシオ …… 宅間孝行 (イラストレーター・英子の夫)
南川隆久 …… 伊澤柾樹 (朋英学園初等部2年生・英子の息子)
弓田ヒカル …… 山田キヌヲ (朋英学園初等部2年1組担任)
岡田の母親 …… 阿南敦子
岡田 …… 江川征斗 (朋英学園初等部2年生・隆久の同級生)
トシオのアシスタント …… 綾瀬れん
青年 ……中川真 (マキに彼女役の代行を依頼)
青年の母親 ……しのへけい子
ゴールド化粧品社員 ……林摩耶
モンゾウの父親 ……藤岡大樹
モンゾウの母親 ……加藤遥奈

菊池羅生、華澤碧、松本祐介、佐々木稔生、藤岡大樹
加藤遥奈、上田晟人、坂本伎邑洵

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system