たぶらかし -代行女優業・マキ-
(2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠)

原作:安田依央
脚本:森下直(1)、西田直子(2)
演出:遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子
総合演出:遠藤光貴
プロデューサー:堀口良則、藤原努
チーフプロデューサー:堀口良則
高橋優「セピア」

http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html





第10話 代理母戦争の結末!起きてしまった悲劇!?誘拐犯を暴き出せ!
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マキは化粧品会社社長の英子からの依頼で、息子の隆久の母親
の代役を務める過程で、英子の母性を目覚めさせ、子供への
愛情を示す母親としての顔を取り戻すも、今度はトシオとの
関係をこれ以上続ける事は出来ないとして、離婚調停をして
いくことになる。トシオは自分の性格や立場に問題が有る事
を認識してはいるが・・・

途中で一連の殺人事件が演技者によるものだという事は分かった
けど、金銭的な理由も有って、依頼しているのが英子なのか
なと思って見ていた。
モンゾウと英子の二人がコミュニケーションを図っている
姿が有ったので、あの時にモンゾウが何らかの口添えをして
いたのではないかと。

ただそうなると成立しない所も出てくるので、結果的には
子供の事を突き放しつつ、隆久の気持ちを汲んだ代表が手を
貸した結果だった。

とても面白いドラマだったし、二話に分けたエピソードだ
ったけど、一話目と二話目ではまた違った色を持つ内容だった
し、一話目で何故勝久が友達に水を掛けたのかどうかが
証されていなかったので、その辺の事情を上手く使っていく
所へと繋がっていったかな。

ターゲットを欺すためにはまずは身内からとばかりに、マキ
がその犠牲になってしまった格好だけど、真相を知って悪い
気はしないだろうし上手く出来ていたかな。

若干時間軸の関係で、子供から依頼を受けたタイミングと
モンゾウが子供とレストランに居た辺りのタイミングの
整合性がよく分からないものが有ったけど、二人でレストランに
居る時に、モンゾウの元に松平から電話でもかかってくれば、
その辺のタイミングが分かりやすくなったのだろうね。

冬堂マキ …… 谷村美月 (ORコーポレーション・役者)
水鳥モンゾウ …… 山本耕史 (ORコーポレーション・役者)
松平トキタダ …… 段田安則 (ORコーポレーションの代表)
藤ミネコ …… 白羽ゆり (ORコーポレーション)

南川英子 …… 小沢真珠 (ゴールド化粧品社長)
南川トシオ …… 宅間孝行 (イラストレーター・英子の夫)
南川隆久 …… 伊澤柾樹 (朋英学園初等部2年生・英子の息子)
弓田ヒカル …… 山田キヌヲ (朋英学園初等部2年1組担任)
モンゾウの父親 ……藤岡大樹
モンゾウの母親 ……加藤遥奈

廻飛呂男、西本竜樹、和知大祐、上田晟人、坂本伎邑洵

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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