たぶらかし -代行女優業・マキ- (2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠) 原作：安田依央 脚本：森下直(1)、西田直子(2) 演出：遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子 総合演出：遠藤光貴 プロデューサー：堀口良則、藤原努 チーフプロデューサー：堀口良則 高橋優「セピア」 http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html

第11話 骨肉の遺産相続争い祖父の財産３０００万円！女達の本気バトル！
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マキは郷田からの依頼で彼の娘を演じる事になる。
目的は、郷田の父・堅造が密かに溜めている3千万円を探り
出すためのもの。たまたま病気で倒れた際に、堅造が3千万円
が有るという事をほのめかしており、それを知った娘と息子
は父・堅造に取り入り始めるのだった。

マキ自身が金目当てで近づいているのに対して、由佳もまた
その目的で近づいていると分かった際には、怒るべき資格
など皆無だなと思う所があったけど、上手いこと父親の気持ち
を伝える役割を果たした感じの流れだった。

流れからすると、不器用なマキが堅造とふれあっていくウチに
彼はマキに遺産を残すのではないか?と思う流れが有ったり、
また本当は遺産など無いのではないかと思わせる流れも存在し
ていたけど、結果的にはそのどちらの流れも否定する格好
だった。

ドラマとしては時間的制約があるので、さっきまで金の事で
やり合っていた相手に、その金を残しているとする辺り、やや
腑に落ちない所も有ったりするけど、頑固オヤジが言えなかっ
た心情を子供たちに代行して伝えたという点では、面白く出来て
いたのかなと思う。ただ依頼主が堅造みたいな形になってしま
ったね。まぁお金も見つかったので、裕造からのミッションも
難なくこなしてはいるのだけどね。