たぶらかし -代行女優業・マキ-
(2012年4月期・日テレ・木曜深夜枠)

原作:安田依央
脚本:森下直(1)、西田直子(2)
演出:遠藤光貴(2)、白川士(1)、三島有紀子
総合演出:遠藤光貴
プロデューサー:堀口良則、藤原努
チーフプロデューサー:堀口良則
高橋優「セピア」

http://www.ytv.co.jp/taburakashi/index.html





第12話 整形美人のウラの顔!彼氏が見せる狂気な愛欲望にまみれた女達
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友子は帰宅する際、強盗にバッグを盗まれそうになるウチに
もみ合いになって車道に倒れると、そこに車がやってきて
ぶつかってしまう。顔を酷く損傷した友子は再建手術をする
ことになるが、友子は元々整形手術をしていたもので、再建
手術によって整形前の顔に戻ってしまう。友子は自分はブス
なのでこんな顔では彼氏の秋山とは会えないので、マキが
秋山の理想の女性になり、近づいて自分との関係を絶って欲しい
と頼む。

顔にコンプレックスを持つ女性は整形して、何とか意中の恋人
と結ばれるも、顔に怪我したことによって綺麗な印象のまま
別れたいと感じる。しかし実際に顔にコンプレックスを持って
いるのは、秋山自身の方で、気がつくと彼の中の猟奇的な一面
が浮かび上がってくる。

秋山側が完全に心にキズを背負っていて、精神的な病に
犯されている事を考えると、正直内面を愛することなど出来ない
ものが有るし、自分の事を棚に上げて他人の事ばかりを指摘
しようとしている姿に、何処に魅力があるのかと小一時間な
話だった。

まぁそんな男性を愛してしまった女性の前途多難な人生が
待ち受けているのだろうし、同じような心の傷を背負っている
人物だからこそ、わかり合える物が有るのだろう。

ただ豹変するかのように瞬間的にキレ安い性格を見ていると、
正直君子危うきに近寄らずって感じがする。

親友を殺したのが秋山でもあるし、マキや友子の事も嘘をつい
たとして殺害しようとする姿が有る。
これまでの人生を掘り起こしたらどれだけの犯罪を犯している
のか気になる物が有るな。

体を張った代行演技だったけど、割の合わない仕事だね。
ミネコさんもまた別の意味で体を張っていたのが良かった。
バニー姿最高っす。

冬堂マキ …… 谷村美月 (ORコーポレーション・役者)
水鳥モンゾウ …… 山本耕史 (ORコーポレーション・役者)
松平トキタダ …… 段田安則 (ORコーポレーションの代表)
藤ミネコ …… 白羽ゆり (ORコーポレーション)

畑中友子 …… 木南晴夏 (派遣OL・光博の恋人)
秋山光博 …… 金子貴俊 (建築デザイナー・友子の恋人)
松下葉月 …… 入来茉里 (光博の元恋人・故人)
真島裕美 …… 八代みなせ (整形後の友子)
Dr.ゴッドハンド(下川) …… 中山祐一朗 (整形外科医)
秋山の義母 …… 町田マリー
フランス料理店ウェイター …… 住吉晃典
秋山の父親 …… 唐沢龍之介
光博の幼少期 …… 志村魁

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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