ティーンコート〜１０代裁判〜 (2012年1月期・日テレ・火曜深夜枠) 脚本 - 渡辺雄介(1)、ブルースカイ(2)、山岡潤平(2)、福原充則(3)(4) 松井周、喜安浩平、G2 チーフプロデューサー - 田中芳樹 プロデューサー - 大野哲哉、大森美孝 演出 - 菅原伸太郎(1)(2)、西野真貴 http://www.ntv.co.jp/teen/

第4話 痴漢犯は白か黒か
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被害者加害者の関係である高石浩太と水野泰江。
しかし泰江は喫茶店の友人との会話の中で冤罪事件を過去に
起こしていることが判明。しかし美里は浩太と関わっている
ウチに有罪である事を確信していく。

ほぼ想定の展開がそのまんま描かれた様な回答編だった今回。
被害者加害者の中で、その動機というものが、ドラマと
して複雑な作用し、真実を暴くことに対する是非を問う物語
だった。

今回は法廷でのやりとりが有ったので、それなりに見所も有っ
たし、美里と真帆のライバル関係が面白く描かれたと思う。

美里の方にはそんなライバル意識は存在しないのかも知れな
いけど、真帆のドヤ顔が完全に独りよがりのシーンは面白か
ったし、確かに似たような主張を二度繰り返し聞いた視聴者
にとっては、美里の主張が正しいものだと分かり、真帆に
とっては何だか分からないモヤモヤ感が漂う内容だった
事だろう。

ただ罪の有無を証明する決め手が正直、後付感の強い目撃者
だった事や、法廷を通して泰江の不正を暴きたい意思が有った
のであれば、その辺の事情も計算の上で行動を起こすべきもの
が有ったのだろうなと思う。