ティーンコート〜１０代裁判〜 (2012年1月期・日テレ・火曜深夜枠) 脚本 - 渡辺雄介(1)、ブルースカイ(2)、山岡潤平(2)、福原充則 (3)(4) 松井周、喜安浩平、G2 チーフプロデューサー - 田中芳樹 プロデューサー - 大野哲哉、大森美孝 演出 - 菅原伸太郎(1)(2)、西野真貴 http://www.ntv.co.jp/teen/

第5話 対決！天才弁護士
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長谷部は事務所に持ち込まれた荷物を開けるとケチャップ
まみれになる。送り主は高田である事から、イタズラされた
のだと思い激怒するが、伝票に判子が無いことから直接持ち
込まれたものであり、検事は人を裁く職業故に恨みを買ってい
るのではないかと心配する。
そんな中、百枝坂自転車傷害事件が発生する。
2月2日の午後9時30分、押上隆志(19歳)が無灯火の自転車で
走行中に上乃和子(48歳)と衝突し全治三週間の怪我を負わせた
過失傷害事件だった。自転車のライトが壊れていたことや、
その付近に設置してある電灯も切れている状況だった故に
相手が見えなかったと主張するが・・・

19歳の青年が自転車で48歳の女性と衝突。
穏便に済ませて欲しいとする被害者女性の事を勘案すると、
裁判として取り上げられるべきものなのかという感じがしない
でもない。そして検事と弁護士が行動を共にして捜査のような
形を取ることなどあり得るのだろうかと思うところもある。

ただ今回の件は、ドラマとしても分かりやすい内容だった。

自宅と現場の距離に対して自転車での走行が妥当なモノなのか
どうか。当日加害者が取った行動の中にある矛盾点を上手く
見つけ出していて行くところなど、着眼点としても悪くない。

刑事の捜査も現場百回と言うけれどまさにそれが当てはまる
ような案件で、見過ごされそうな事件をよく気がついたなと
いう感じ。

しかも弁護士がこの被疑者を誘導して居るであろうところは、
正直想像も出来なかったのでサプライズ感がありありと出て
いた。どの時点で美里が弁護士と被疑者の繋がりに気がついた
のかがポイントだね。

長谷部の流れがどういうオチに繋がっていくのかも楽しみかな。