ティーンコート〜１０代裁判〜 (2012年1月期・日テレ・火曜深夜枠) 脚本 - 渡辺雄介(1)、ブルースカイ(2)、山岡潤平(2)、福原充則 (3)(4) 松井周、喜安浩平、G2 チーフプロデューサー - 田中芳樹 プロデューサー - 大野哲哉、大森美孝 演出 - 菅原伸太郎(1)(2)、西野真貴 http://www.ntv.co.jp/teen/

第6話 悪い奴ほどよく語る！
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押上は自ら故意に和子を自転車ではねた事を自供するが、調べ
ていくうちに、情報が操作され、押上が和子に殺意を感じさせ
るよう裏で糸を引いていた人物が居るであろうことを推察して
いく。

近年のオレオレ詐欺に見る顔の見えない相手とのやりとりに
於いて、情報の発信者が特定できず、なりすましかどうかの
事実関係を確認せずに物事が進展してしまう事で、人生に於け
るミスリードを引き起こしてしまう話だった。

意図すれば情報を操作できるという手口や方法論は面白い物
が有るのだが、少々証拠を掴んでいく過程は偶然にしては
出来すぎている所もあって少々ゲンナリさせられるものがある。

また好みは分かれるが、若王子美里の口調、高田三郎の役割
は相当クセがあり、高田は徹底的に否定するばかりだし、美里
は思わせぶりな発言ばかりで、やや気になる要素でもある。

弁護士が自分の立場を悪用しての事件と言うことで、この案件
美里が語る以上に悪質な物があり、正直ティーンコートの枠で
取り上げるべき物じゃない気がするが・・・