ティーンコート〜10代裁判〜
(2012年1月期・日テレ・火曜深夜枠)

脚本 - 渡辺雄介(1)、ブルースカイ(2)、山岡潤平(2)(5)(6)
福原充則(3)(4)、松井周(7)、喜安浩平、G2
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 大野哲哉、大森美孝
演出 - 菅原伸太郎(1-4)、西野真貴(5-7)

http://www.ntv.co.jp/teen/





第7話 いじめを暴く15の証言
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都立南第三高校で起きた傷害事件の起訴・裁判。
被告人の倉田はいじめっ子であり、最近見下した相手である
酒井が言うことを利かなくなった事に対して激怒し、人が
行き交う学校の廊下で酒井をカッターナイフで刺したという
もの。被告人も起訴状を認め、後は情状酌量の余地が有るか
どうかが争点となるものかと思われたが・・・

一話で構成した内容である分、見やすかったのも事実だが、
内容としてはあまり吟味する時間もなく、口答だけで進んで
しまった事も有り、ほぼ美里の独壇場といった感じだった。

前振りの検事たちのコントの中で、独り身の寂しさと、仲間
が決めたローテーションに関する是非が描かれていたので、
それを上手く踏襲する感じで描いたものだった。

証明するのは難しい案件なので、まぁこんなものなのかなと
いう感じがするのと、せめて罪の意識や問題の凄惨さを考え
させる展開に持ち込めれば良かったのだろうけど、一話で
構成した分、そこまで言及されることはなかった。

今日のお笑い・芸能の影響力が及ぼす学園生活の事情を
描いた感じで、空気とか役割とか、キャラクターなどと言った
ゲーム感覚の言葉が飛び交い、現実性を感じない人間関係に
身を投じることで、摩擦を避けるような意味合いが有るのかも
しれないが、逆に今時のイジメの構図へと繋がっており、
何とも言えないもどかしさを感じる内容だった。

若王子美里 …… 剛力彩芽 (18歳、検察官)
高田三郎 …… 瀬戸康史 (新人検察・運が悪い)
岡崎真帆 …… 村川絵梨 (法学部・2年)
磯貝勇人 …… 森廉 (法学部・2年)
長谷部博夫 …… 今野浩喜 (検事)
香川憲吾 …… 大和田健介 (法学部・1年)
松平隆 …… 東幹久 (ティーンコート教官)
笹倉玲子 …… 前田美波里 (掃除婦)


酒井邦夫 …… 栩原楽人 (いじられキャラ)
倉田翔太 …… 木ノ本嶺浩 (被告)

安井順平、喜安浩平、新井裕介、宗田淑、北澤鞠佳
白又敦、片岡華奈子、山下竜輝、大沢ひかる、香田辺柚梨
森あさみ、高橋未希、森輝弥、麻生千恵、一条龍之介、絵理南、
鶴田亮介、佐藤宏一、堀本雪詠、堀場鉄平


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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