ティーンコート〜１０代裁判〜 (2012年1月期・日テレ・火曜深夜枠) 脚本 - 渡辺雄介(1)、ブルースカイ(2)、山岡潤平(2)(5)(6) 福原充則(3)(4)、松井周(7)、喜安浩平(8)、G2 チーフプロデューサー - 田中芳樹 プロデューサー - 大野哲哉、大森美孝 演出 - 菅原伸太郎(1-4)、西野真貴(5-8) http://www.ntv.co.jp/teen/

第11話 求刑は愛の告白！？
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真梨子が起こした傷害事件が女子高生による集団万引き事件と
何ら関係があるのではないか?と感じて捜査していた頃、
美里は盲腸で入院してしまう。
高田は自分が美里の変わりにこの事件の真相を暴こうと奔走し、
最後にはティーンコートの仲間にも協力を仰いでいく。

青少年の気持ちは青少年にしか分からないとする主張は悪くは
無いのだけど、問題の提起として、ティーンコートで裁かれた人物の
再犯率の是非が問われている中で、その答えになっていない部分
が存在している。

真相を明かす事自体は良いのだけど、篠原が三原坂に居た証拠
など証人を呼ばなくても、テレビ中継されていた録画のDVDが
有るだけで十分に立証することが出来ているわけだし、一見する
とまるで被害者の山田太郎が加害者的責任を背負わされている
様なドラマが展開されているような感覚に陥る。

法廷ネタではなく探偵とか刑事物の枠に留めておけばそれなりに
成立していそうな感じの物語だったけど、ちょっぴり凝ろうとし
て複雑にしてしまった感じだね。