TOKYOエアポート 〜東京空港管制保安部〜
(2012年10月期・フジ・日曜21時枠)

脚本:宇田学、徳永友一、早船歌江子
音楽:ティム・ウィン
プロデュース:長部聡介、関口大輔
演出:西坂瑞城、長瀬国博

http://www.fujitv.co.jp/tokyo-airport/index.html





第4話 100年の夢を運ぶ航空管制官!
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結城と近藤が福岡に出張する中で、篠田の全権を任された
矢野。矢野は特に篠田に指示することもなく、失敗しても
切り替えていくべきだとして、深く言及していかないことに
竹内は苛立ちを覚える。
そんな中で、空港ではボジョレーの解禁日である11月15日に
ボジョレーを輸入している商社のJALUXの矢吹が空港で有る
イベントを企画していた。樹齢100年の葡萄の木で作った
こだわりのワイン職人のピエール・ルヴォーのワインを
企画の日に振る舞うというもの。しかし熟成度が足りず、
到着日に間に合うかどうか不安な状況に陥っていく。

"夢"を運ぶ為の手助けをする仕事という事で、今回のエピソード
女性脚本家さんらしい綺麗な形の物語だった。

何故管制官という仕事を選んだのか。
新人職員たちに改めてそれを考える機会を与え、他人の為だと
感じていた流れを自らの為だと実感させていくもの。

自分のしている仕事に対して誇りを持つ為に、上手い事誘導
した感じの物語で、管制官としての仕事があらゆる意味で大き
い事を実感させる。

篠田の管制官としてのスタンスに間違いはなく、これまでに
も散々その活躍ぶりを見せていたけど、4話目にして3人目の
脚本家だからなのか、篠田を見守る竹内の視線などにはちょっ
としたブレが有る感じがする。

管制官としての仕事だけを全うすべきだとする竹内の考えと、
パイロットやグランドスタッフとの関係も含めて信頼関係を結
ぶべきだとする辺りの篠田の考えも上手く現れている。

一度のミスが信頼の全てを失うとする篠田の考えも少し極論
ではあるが、それだけ命を扱う大切な仕事だと考えれば、過剰
に気を使っている人の方が良いかもしれないね。

篠田香織 …… 深田恭子 (30歳、管制官)
酒井真奈 …… 佐々木希 (24歳、管制官)
近藤幸宏 …… 要潤 (32歳、主任管制官・訓練監督者)
山下佑司 …… 瀬戸康史 (24歳、管制官)
竹内裕美 …… 瀬戸朝香 (35歳、主任管制官・訓練監督者)
氷室一生 …… 別所哲也 (48歳、先任管制官)
矢野元治 …… 梶原善 (49歳、主幹管制官)
結城昇 …… 時任三郎 (48歳、主幹管制官)
田辺明 …… 螢雪次朗 (57歳、管制部長。東京ACCから異動)
岡本哲治 …… 長谷川朝晴 (40歳、管制官)

中島ハル …… 野波麻帆 (29歳、主幹管制官)
桐島悠 …… 佐藤江梨子 (30歳、グランドスタッフ)
城之内玲子 …… 山口紗弥加 (35歳、グランドスタッフ)
飯田博之 …… 浅香航大 (24歳、グランドスタッフ)
槙野仁 …… 神尾佑 (43歳、整備士)
流川ユキ …… 野村麻純 (整備士)
本上圭介 …… 平岡祐太 (30歳、元パイロット研修生)
工藤美希 …… 上原美佐 (29歳、ディスパッチャー)
田中 和也 …… 笠原秀幸 (空港消防隊員)
杉内泰三 …… 飯尾和樹 (45歳、バードパトロール)
村田智弘 …… 河原健二 (バードパトロール)

大野 …… きたろう (空港内・お土産屋)
敷島貴志 …… 野間口徹 (コーヒーショップの店長)
横山博 …… 小野武彦 (コーヒーショップの店長)

矢吹典子 …… 木南晴夏 (Jaluxワイン・フーズ部主任)

岩寺真志、永島和明、長野克弘

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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