35歳の高校生 (2013年4月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本：山浦雅大、高橋悠也 音楽：横山克 演出：佐久間紀佳、南雲聖一、西野真貴 総括：神蔵克 チーフプロデューサー：大平太 プロデューサー：池田健司、秋元孝之、高明希 主題歌 - EXILE「Flower Song」 http://www.ntv.co.jp/35jk/

第3話 いじめって楽しい？スクールカーストが引き裂く友情の行方
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小泉のクラスではホームルームの時間がうるさいとして教師
からもクレームが入る。校長からは前のように名門校に戻り
たい事は理解するが、その為にはカリスマ教師のようになって
生徒の対応を求められる。
そんな中、学校の裏サイトには、教師も生徒も全てランク
付けがしてあり、1軍から3軍に割り振られていて、1軍には
空き部屋を使用したりホームルーム中に携帯電話を使用する
権利が与えられていることを知る。いつの間にか生徒の中に
スクールカースト制度というものが存在していて、全ては
どれだけ空気が読めるのかによって評価が変わってくる事
を知る。

近代的な虐めの構図らしい。
情けないのは教師がまるで生徒の良いなりになり、ケンカ
も虐めも黙認している事実があること。私立ならば即退学に
でも出来る所を公立故のことなのか、何故ここまで低姿勢で
居られるのか全く理解出来ない物が有る。

普通のやり方で解決せず、問題児に対して直接アクションを
起こすと言うことは決してしないのがこのドラマの特徴。
問題の責任が虐められる当人同士にあるというのは、いじめ問題
から少し発展した90年代の考えだったけど、現在はそんなに単純
ではない。更に少し前の頃までは無理して学校に行かな
くても良いとする主張が大勢を占めていたのだけど、それもゆとり
世代の主張になりつつ有り、現在はそのように逃げても一生
付いてくるものだとして、何処かで区切りを付けさせる為にも
意識改革を行うところがある。

「野ブタ。をプロデュースする」が引き合いに出されたところ
は笑えたけど、見ているとかなりストレス・忍耐が試される
内容で、暴力は行けないことだ分かりつつも、土屋、湯川、
東の三人に殺意を覚えるものがあった。

親友に気遣っての行動のハズが、僅かな掛け違いによって
傷つき・傷つけられの構図になってしまう。
例え傷つけ合っても根底でしっかりと結びつけられているもの
が有れば良いのだろうけど、淀んだ空気の中では根底からその
関係を絶ってしまうものが有るという感じで、人は環境によって
左右されれる物なんだなと思わされた。

菅田将暉くんは最近こういう腐った役が多いね。
問題を影で操っているのはヘッドフォンをしている子みたい
だけど・・・

馬場ちゃんの友達100人にまた一人・二人と確実に増えていますな。
馬場ちゃんが教師になれば良いと思う。