dinner
(2013年1月期・フジ・日曜21時枠)

脚本 - 黒岩勉
音楽 - 佐橋俊彦
演出 - 星護
プロデュース - 小椋久雄、山崎淳子
編成企画 - 鹿内植、土方政人、城宝秀則

http://www.fujitv.co.jp/dinner/index.html





第7話 最後の晩餐と叫ぶ皿洗い!?
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古田は見習いとして一年が経つが未だに皿洗いの座から抜け出
せずにいた事に料理人としての才能が無いのではないかと
落ち込む中、数馬や信成からも足手まとい・才能無いと言われ
ついに古田はキレて店から飛び出してしまう。無断で抜け出した
となれば江崎は確実に首にすると考え、今井も巻き込んで古田
は風邪で病欠ということにする。
一方店には長年日本のプロサッカー界を支えてきた皇帝と呼ばれ
る黒木春人(44歳)がやってくる。なんと黒木と江崎は20年以上
前からイタリアの地で知り合っていた事が判明する。

目の前の仕事からリタイアしようとしている者達に対して、
厨房のスタッフたちはどう対処していくのか。

黒木と古田という全く立場も違い共通性のないものを最後に絡ま
せて、問題を解決する流れというのも面白く出来ている話だった。

案外最初からこのノリで行けばドラマとしてはもっと視聴率が
取れたのでは無かろうかという感じもする程、ドラマの中の
やりとりが面白く出来ていた。

引退するものに対して最後の晩餐として用意したモノは、苦労
していた時代に食べたとするペペロンチーノ。
単純な分、ごまかしが利かないとするシンプルだが深いものが
有るということで、江崎が黒木に対して投げかけた理由と
上手くシンクロする流れである。
シンプルさで初志貫徹を実践している江崎は凄いけど、流石に
料理人とプロサッカー選手を比べるというのもちょっと土俵とし
ては違うかなと。

それにしても厨房のスタッフたちが全員トゲが取れた感じで
凄く良い雰囲気になったな。上述してしまったのは全く逆の事
だけど、色々と苦労してきたのを共に乗り越えたからこその
チームワーク・ファミリー感なんだろうけどね。

江崎究 …… 江口洋介 (45歳、料理長)
辰巳沙織 …… 倉科カナ (26歳、支配人)
今井耕助 …… 松重豊 (46歳、副料理長)
夏野大樹 …… 袴田吉彦 (38歳、肉・魚料理担当)
武藤はづき …… 関めぐみ (31歳、パスタ・リゾット担当)
浜岡孝太郎 …… 志賀廣太郎 (58歳、前菜担当)
本宮恵理子 …… 柴本幸 (29歳、ワイン担当&ウェイトレス)
大塚弥生 …… 池津祥子 (ドルチェ担当)
辰巳日出男 …… 風間杜夫 (63歳、オーナーシェフ)
木村数馬 …… 八嶋智人 (43歳、パスタ・リゾット担当)
瀬川壮一 …… ユースケ・サンタマリア (42歳、給仕長)
中野千尋 …… 篠原真衣 (26歳、新人ウェイター)
平石雅弘 …… 渡辺邦斗 (27歳、ウェイター)
大橋悟 …… 伊藤祐輝 (25歳、ウェイター)
梶信成 …… 越村友一 (30歳、見習い)
古田博巳 …… 町田宏器 (21歳、皿洗い)

黒木春人 …… 東幹久 (44歳、横須賀シャークスプロサッカー選手)
町村 …… 佐伯新 (黒木のマネージャー)
西沢 …… 川嶋秀明 (東都テレビ番組プロデューサー)

西山聡、河野達郎、佐藤大助、藏内秀樹、岩寺真志、松尾翠

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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