遺留捜査 (第3シリーズ)
(2013年4月期・テレ朝・水曜21時枠)

チーフプロデューサー - 佐藤凉一
プロデューサー - 輪祐見子、丸山真哉、和佐野健一
脚本 - 大石哲也(1)
監督 - 長谷川康(1)
主題歌:小田和正 「やさしい風が吹いたら」

http://www.tv-asahi.co.jp/iryu/




第6話 スタンプカード
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沖縄に不倫旅行に行っていた銀座の不動産会社"高梨コーポレー
ション"の御曹司で副社長の高梨一弥(28歳)が遺体で発見され
る。正面からナイフで刺されており、現場はぬかるんでいると
は言えゲソ痕が殆どでなかった。
現場には沖縄のお土産のシーサー像が有り、物盗りの犯行に
しては、高価な時計が盗まれていない事に気がつく。
またサイフの中には三輪商店街のスタンプカードが入っている
が、金遣いの荒い彼がそんな割引きカードを使用しているのが
疑問が残るものが有った。

モロ師岡さんの役所は、込山忠男なのか松崎忠男なのか。

至って普通の刑事ドラマという感じで、糸村の行動も事件捜査
から大きく外れずに、奇抜な視点ではなくごく自然の疑問点を
着眼点に、真相のロジックを組み立てていくというものだった。

何の因果の関係なのか、一場克斗の顔が捜査官の水沢にも、
そして被害者の男にも知られていたということで、予想以上の
事態に発展してしまった感じ。

シロウトが遺体現場を偽装したという事で、警察との静かなる
戦いという感じだったけど、シロウトが完璧に偽装できるわけが
ないという事を示した流れで、色んな所に穴があったという
ことを描いた形だった。

金とスタンプから指紋が検出されず、ビニール袋からは検出され
るというのがかなり違和感は有ったけど、監視映像からジャケッ
トが無くなっていることを見つけたり、そこから決定敵となる
証拠を辿り寄せていく所など、至って普通の段取りで進行した
ように思う。

改心したのならば昔の仲間からバイクなど借りるなよって感じ。

糸村聡 …… 上川隆也 (月島中央署刑事課強行犯係係長。47歳)
水沢響子 …… 斉藤由貴 (月島中央署刑事課課長。47歳)
佐久間裕司 …… 八嶋智人 (月島中央署刑事課記録係係長。41歳)
東孝彦 …… 三宅裕司 (定年間近の月島中央署署長。59歳)
仙堂卓巳 …… 正名僕蔵 (39歳、刑事、東の腰巾着)
二宮功一 …… 岡田義徳(31歳、刑事、雑用、コンピューター)
遠山修介 …… 眞島秀和 (36歳、鑑識)
村木繁 …… 甲本雅裕 (科捜研の鑑識)

第3シリーズ
森田宗介 …… 西村雅彦 (52歳、警視庁捜査一課)
横山恵一 …… 波岡一喜 (32歳、警視庁捜査一課)
金子丈弥 …… 小木茂光 (警視庁)

結城美奈世 …… 浅見れいな (母子家庭)
一場克斗 …… 佐藤祐基 (込山製作所、元傷害の過去)
松崎忠男 …… モロ師岡 (保護司、込山製作所・社長)
西岡毅 …… RIKIYA (クラブイベント)
結城駿 …… 藤本哉汰 (息子、再生不良性貧血)
高梨一弥 …… 滝直希 (不動産会社の御曹司)
竹下友那 …… 山本紗也加 (男性エステ店、西岡の婚約)
結城優香 …… 水谷妃里 (一弥の妻)
結城徹弥 …… 谷本一 (父、高梨コーポレーション)

山本東、堀川炎、沖田裕樹、重松隆志、黒木知美

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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