遺留捜査 (第3シリーズ)
(2013年4月期・テレ朝・水曜21時枠)

チーフプロデューサー - 佐藤凉一
プロデューサー - 輪祐見子、丸山真哉、和佐野健一
脚本 - 大石哲也(1)
監督 - 長谷川康(1)
主題歌:小田和正 「やさしい風が吹いたら」

http://www.tv-asahi.co.jp/iryu/




 

第9話 最後の遺留品!!森の中の真っ赤なドロップ
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岡野を殺したと罪を告白していた三枝から電話を受けた糸村は
現場に着く頃には既に自殺していた。
三日前に起きた笹ヶ谷携帯小説家殺人事件は、岡野が殺害し
偽造カードの共犯者である三枝が追い詰められて自殺したもの
として警視庁は処理する。三枝を死なせてしまったのは捜査官
糸村のミスだとして、金子は全ての責任を糸村に押しつけて
捜査を終了させようとするが、糸村は三枝から"動機は森の中に
隠れている"と言われた事が気になり捜査を開始する。

前回の感想の中に書いた疑問点である、弁護士に金を支払って
いる理由と、保育所の大沢の存在と、赤いドロップの謎と、
2年前の誘拐事件の真相が全て明らかにされるエピソードだった。

前回の展開が前振りだった事も有り、中途半端のままで気持ち
が悪かったけど、全てに於いておさまり処の良いエピソード
になり、結果として面白く出来ていた。

父親が最後まで娘の身を案じて別の形でコンタクトを取っていた
り、GPSを身につけさせていたという所はその中でも面白く出来
ていた部分かな。
幼稚園の保育士をしている人物が悪い人物だったという所は
違和感は有るけど、当時の誘拐事件に於いて、通っていた
保育園職員の人間関係は調べられなかったのだろうか。

当時子供が銃で撃ってしまったと思い込まされていた訳だけど、
その時に見た血の事を考えれば、赤いドロップをラッキーアイ
テムにするという心理もちょっぴり違和感は有るのかなという
気がしないでもない。

糸村聡 …… 上川隆也 (月島中央署刑事課強行犯係係長。47歳)
水沢響子 …… 斉藤由貴 (月島中央署刑事課課長。47歳)
佐久間裕司 …… 八嶋智人 (月島中央署刑事課記録係係長。41歳)
東孝彦 …… 三宅裕司 (定年間近の月島中央署署長。59歳)
仙堂卓巳 …… 正名僕蔵 (39歳、刑事、東の腰巾着)
二宮功一 …… 岡田義徳(31歳、刑事、雑用、コンピューター)
遠山修介 …… 眞島秀和 (36歳、鑑識)
村木繁 …… 甲本雅裕 (科捜研の鑑識)

第3シリーズ
森田宗介 …… 西村雅彦 (52歳、警視庁捜査一課)
横山恵一 …… 波岡一喜 (32歳、警視庁捜査一課)
金子丈弥 …… 小木茂光 (警視庁)

三枝達也 …… 鈴木浩介 (特許庁特許審査官)
長島弥生 …… 酒井美紀 (和菓子"さがみ庵")
大沢真 …… 河相我聞 (あおぞら学童保育所職員)
長島明日香 …… 石井萌々果 (達也・弥生の娘)
岡野太一 …… 村田充 (偽造クレジットの密売人)
工藤貴之 …… 森岡豊 (三枝の大学時代の後輩)
杉山里奈 …… 竹中里美 (浅井の同棲相手)
西野始 …… 恩田括 (講英社文芸局デジタルコンテンツ部編集者)
浅井徹 …… 伊勢谷能宣 (ケータイ小説作家)
長島剛志 …… 中原丈雄 (世田谷東警察署駒沢北交番)

日下有、越智俊光、西澤勉、谷山毅、

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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