幽かな彼女 (2013年4月期・フジ・火曜22時枠) 脚本 - 古家和尚 音楽 - 井筒昭雄 プロデューサー - 木村淳 演出 - 白木啓一郎、田中耕司、星野和成 主題歌 - SMAP「Joy!!」 http://www.ktv.jp/kasuka/index.html

第6話 アカネ消滅！？気づいた想い
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航と香織はクラスメイトで付き合って三ヶ月が経過。
彼の家で一緒にくつろいでいたところ、香織が航と関係を
持とうしているところに母親が部屋に入って来てしまい、
息子をそそのかしたとして学校に怒鳴り込んでくる。
しかし肝心の香織の方は、両親共に仕事に忙しく、香織自身
がしっかりしている人物だとして、両親は子供任せという
名の放任主義だった。対応を求められるが、家庭内の問題に
関わる必要はないとして千穂はばっさりと切り捨てるが・・

相変わらず子供の問題を教師に押しつけているという感じの
エピソード。問題が有るとすぐに職員室に怒鳴り込んでくる
保護者達の姿はちょっぴり問題の広げ方がワンパターン過ぎるかも。
当事者同士で話し合えと小一時間な感じだけど、教師は家庭問題
に何処まで介入すべきかどうかの葛藤が有った。
家庭問題にまで踏み込むことが出来る教師こそ良い先生みたいな
風潮が有る中で、現代の世の中、警察も教師もプライベートに対する
介入の線引きは難しいところだね。
教師としての対応ではなく人間としての当然の対応ということを
もっと主張しても良いとは思うけど。少しずつ保護者の身勝手さに
河合が覚醒していくというのは悪くは無い。

今回のエピソードも学園物ドラマに於いては、何処かで見たことが
あるような内容であり、このドラマの特徴でもある霊の存在を
面白く介在させたものだった。
ただ一話の頃のエピソードを見ると、霊が人を探す為に尽力を
見せたのに対して、それ以後、神山の前に現れる霊がアカネと
吉岡さんカップル以外に居なくなってしまったというところが
やけに違和感が有る。
一話での能力を使って、霊ネットワークに子供達の居場所を捜して
もらえば良いのだけど、、マンネリを恐れたのか、それをせずアカネが
練習していた電話機を使った交信方法を使ったという所は色々とアイデ
ィアを出して挑んでいる感じはする。

両親の恋愛話、出産時の気持ちを親と話して欲しいという配布は、
ちょっと違和感は有ったかも。まぁやりたい事は分かるけどね。

アカネに感化された神山が再び自分を取り戻したことで、果たして
どうドラマが動いていくのか。