家族ゲーム (2013年4月期・フジ・水曜22時枠) プロデューサー：稲田秀樹、小林宙 脚本：武藤将吾 編成企画：水野綾子 演出：佐藤祐市 音楽：本多俊之 原作：本間洋平 主題歌：嵐「Endless Game」 http://www.fujitv.co.jp/kazoku-game/index.html

第4話 弟にラブレター？？家庭教師強引にデートを仕込む！
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慎一は吉本の異常性を見てインターネットで彼の名前を調べて
見ると、ネットのサイトに「吉本荒野を訴える会」という
サイトがあることに気がつく。すぐに管理人のマキにメール
すると、同志だと認めない限りは協力しないことをメールで
送られてきて色々と質問される。
一方茂之は真野さくらから手紙をもらい、ラブレターだと
思って喜ぶ。吉本に相談すると、友達になるには共感を、
恋人になるには直感を刺激すれば良いとされ、運命を感じさせ
れば仲良くなれる事を指摘される。

舞香の存在は吉本が沼田家を崩壊させるために送り込んだ人物
かと思って見ていたのだけど、逆の立場の人間だったことに
ちょっぴり驚く。
正直「吉本荒野を訴える会」のサイトを運営している事自体が
吉本の仕業で、慎一をハメようとして、管理人のマキと称して
メールを送って誘導しているのも吉本本人かと思っていたのだけ
ど、舞香の存在には気がついていなかったのだろうか。

問題は物事の表面的なところだけ繕っても決して解決したこと
にはならない事。
歴史教科書を引き合いに出して、表面的な暗記教育に疑問を
呈する姿と今回の家庭の問題の中にすり込んでいる辺りが
上手く出来た所だった。

完全に崩壊させた後に、その本人が本当に求めるものが何かが
見えてくるとばかりの展開の仕方なので、現在行っている母親
の投資話も大失敗に終わって窮地に立たされるのだろうけど、
家族ゲームの名に恥じないように、この家族がその崩壊の事実
に耐えられるのかどうか。
なかなかドラマも面白く機能し始めて、苦手だった荒野のキャラ
にも耐性が付いてきたかなと思う。