警部補 矢部謙三2
(2013年7月期・テレ朝・金曜22時枠)

脚本・福田卓郎ほか
演出・木村ひさし
プロデューサー・高野渉、山内章弘、蒔田光治、佐藤善宏
主題歌:ザ・マスミサイル「グッド・バイ」

http://www.tv-asahi.co.jp/yabe/




 第4話 誰にでも変装できる暗殺者!
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アトランタのウィステリアランドメディカルセンターで働く
外科医の暮松は明日、恩師の帝都医大の片桐孝彦教授の
勇退の記念の集まりで、帰国する事になっていた。
しかしそんな暮松は帰国を前にして何者かに殺害される。
しかしFBIからの情報で日本に入国する暮松の監視カメラの映像
が空港に残っていた事を知って、もしかするとこれは誰にでも
変装できる有名な暗殺者のコヨーテによる仕業ではないか
というもの。
被頭温泉に宿泊する教授たちに対して、コヨーテは暮松の姿
を装い殺害するのではないかとして疑いを持つ。

ドラマとしてはパターン性も安定的に確立されて、小ネタも
そう悪くないし、それぞれのキャラクターが憎めない役割を
果たしているので、それなりに気楽に見られるのは確か。

特にブログの中でもネタを抜き出す事に特化したサイトには
楽しみ満載のドラマだろうなと想像に難くない。

ただドラマとしては比較的幼稚にも思える所があるし、
全てに於いて型にはまりすぎているドラマなのかなという
感じがした。

矢部が未来から父親の弱みを語らせること。
ちかおは矢部を現場の捜査上で殉職させたいこと。
矢部は常に捜査官の良い所取りで、別の人が語る捜査論理
を復唱する形で自分の存在感を示していくところ。

大島が殺害された際に、年上に使う言葉では無かったことや
砂糖と塩の流れで犯人を特定する流れも悪くは無かったけど、
それ以上でもそれ以下でも無かったかも。
温泉地なので、もう少しズラネタを引っ張るのかと思った。

鑑識、微細証拠レベルでは、証拠を残しまくりの犯人だな。

矢部謙三 …… 生瀬勝久 (警視庁公安課刑事)
秋葉原人 …… 池田鉄洋 (警視庁公安課刑事)

菊池愛介 …… 姜暢雄 (警視庁参事官)
玉置浩市 …… 相島一之 (ロスに出向していた警視庁のキャリア)
国木田晃 …… 佐戸井けん太 (警視庁のキャリア)
御手洗ちかお …… 大和田伸也 (警視総監)
御手洗仁美 …… 三船美佳 (未来の母親)
御手洗未来 …… 畠山彩奈 (全国小学生統一試験で2年連続1位)
駄菓子屋マスター …… ミスターちん (駄菓子屋カフェのオーナー)


杉浦大介、伊藤明賢、渡邉紘平、池原猛、東虎之示
阿部六郎、入月謙一、大久保公人、磯井空、安藤健吾
水野哲志、三澤拓冬、Brian Nasuto kobo

木谷卓 …… 天野浩成 (被頭署)
篠原 梓 …… 紺野まひる (宝雪クリニック整形外科医)
大島 豊 …… 宮地大介 (城南医大外科医)
長岡 健作 …… 新井康弘 (五子医大外科部長)
難波 和人 …… 松澤仁晶 (北洋病院外科主任)
片桐 孝彦 …… 岡本富士太 (帝都医大教授)

暮松圭司 …… 齋賀正和 (アトランタのウィステリアランドメディ
カルセンター)
旅館の女将 …… しのへけい子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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