警部補 矢部謙三2 (2013年7月期・テレ朝・金曜22時枠) 脚本・福田卓郎ほか 演出・木村ひさし プロデューサー・高野渉、山内章弘、蒔田光治、佐藤善宏 主題歌：ザ・マスミサイル「グッド・バイ」 http://www.tv-asahi.co.jp/yabe/

第5話 おとり捜査の罠！矢部謙三ｖｓ矢部謙三！！
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卵のマークが国旗のモチーフになっているクーリット王国の
ゾーケン王子が来日。彼は日本に留学していた手前日本語を
語る事も出来、そして施設"ひよっこハウス"などの支援にも
積極的。誰もがそんな王子の事を愛の王子だと語り、称える
姿が有る。しかしそんな彼は、現在次期後継者争いに
巻き込まれていて週末の戴冠式には正式に国王となるが、
他の3人の弟・ジナーン、サンナーン、ヨンサーンにとって
は良い顔をされておらず、暗殺者によって狙われてしまう。
矢部謙三とソックリだと知り、密かに矢部が王子の身代わり
となり、その隙に暗殺者をあぶり出して捕まえようと告げる
が・・・

このドラマ、一番面白いのが、冒頭から矢部を任務に就かせる
までの段取りに有り、未来が父親の弱点をネタにして
捜査に関わらせてもらおうとする流れ、そしてそのネタを
使ってちかおを脅すという矢部の姿がとても面白い部分。

ただその部分を過ぎると、途端にドラマが間延びしてしまい
突っ込み処は多いが思った程面白く感じないところも有る。

みんなが欺されても欺されても献身的に相手に拘る姿が
面白いかな。秋葉に至っても何故矢部にそこまで拘っている
のか。

王子が赤い鼻をつけている時には、完全に映画「パッチアダ
ムス」だろうと思っていたけど、実際には藤子・F・不二雄の
漫画「パーマン」ネタだったのねと最後の会話が気がつかされた。

殺し屋たちが自爆していくシーンは相当グダグダしていたし
「レオン」とか「水戸黄門」ネタはまぁありがちっぽい流れ
だったかな。

何気に矢部の学生時代が格好良かったみたいなシーンが笑えた。