警視庁捜査一課9係（season8） (2013年7月期・テレ朝・水曜21時枠) 脚本・深沢正樹 監督・長谷川康 http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari/

第10話 殺人船長
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

倫子と直樹はそろそろ倫子の父・加納にルームシェアをして
いる事実を話すべきではないかと語る中、二人は加納の
元にいくと、加納は高校時代からの友人・山尾と会っている
事を知る。彼は加納に山尾が勤めている日本海洋大学での
講演を頼みたい事を告げる。
一方村瀬と志保は飲みに行く中で、志保は彼から栄転の話が
出ている事を聞かされる。しかし警務部への異動で実質的
に現場捜査官では無くなってしまうことに違和感を覚えて
志保に意見を求めるが・・・

最終話は比較的シンプルな形の刑事ドラマで、アリバイトリック
／死亡推定時刻をずらすという内容だった。

殺害動機に関してもありがちなもので、利権が絡むものや、
そして恋愛に於ける縺れなども有って、色々とカモフラージュ
するも、どう見ても一番最初に容疑者が登場した際に、
「君犯人じゃないよね?」的雰囲気が出ていたので、少々
ネタ的にはあっけなかったようにも感じる。

互いに山尾と史織が勘違いして相手をかばい合っているという
構図がドラマとしては面白く写った部分なのかな。

ラストエピソードということも有って、村瀬の異動話を
ちらつかせたり、そろそろ直樹と倫子の関係に進展が・・・
みたいな感じを演出するも、まぁ当然こうなるかなってオチ
だった。

このシーズンを通して、冒頭では食べ物ネタが上手く機能
していて加納の存在感が発揮されたけど、終盤は殆ど
食べ物ネタは抑え気味だったこともあって、やや物足りなさ
を感じたのも事実だった。

で、志保さんはあの明らかにみんなに見てくれと言わんばかり
の私物入れの中に何が入っていたのでしょうか。見合い写真
とか?