雲の階段 (2013年4月期・日テレ・水曜22時枠) 原作：渡辺淳一 統括：神蔵克 チーフプロデューサー：大平太 プロデューサー：荻野哲弘、太田雅晴 演出：猪股隆一、岩本仁志、吉野洋 http://www.ntv.co.jp/kumonokaidan/

第8話 俺に島の恩師の命を救う資格があるか！？
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三郎は出来もしない手術に執刀して、危うく人を殺しかける
中、高岡が送り込んだ山本竜二が、三郎を傷つけ始める。
なんとか久恒が処理するが、院長の田坂雄一郎からは医師と
して存在していたいのであれば、今後二度と医療活動はしない
事を条件に出される。その事実を知らないものたちは、三郎
を職場に戻すべきだとして、院長の行動を不審に思っていくが・・

帰るべき場所が三郎には有ったということで、気持ちも新たに
またまた階段を上っていくという内容だった。

もうこれ以上医師として関わるべきではないと思うけど、
それが容易にできない状況は有るのだろう。
ただ三郎は一見すると立場が弱いとしているけど、実際には
院長の雄一郎の方が、失うものは大きいので、不正が発覚して
一番困る人物なのだろうけどね。

島の中で細々と生きる人生が良いのか、それともリスキーな
生活を求めるのか。リスキーな人生の中にこそ生きる実感が
あると思っていた三郎だったけど、これまではウソ偽りの人生
は所詮他人任せの人生だった。自分が医師ではないとようやく
認めた時、そんな実感が改め浮かび上がってくるのか。