ラストホープ The LAST HOPE
(2013年1月期・フジテレビ・火曜21時枠)

脚本 - 浜田秀哉
音楽 - Ken Arai
プロデュース - 成河広明 、古屋建自
演出 - 葉山裕記、石井祐介、谷村雅樹

http://www.fujitv.co.jp/LASTHOPE/index.html





 

第1話 死なせない、ただ一人として…見放された患者たちの最後の砦
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帝都大・最先端高度医療センターに各分野のスペシャリストが
集められる。マスコミもこの試みに注目を見せる中で、
病院をたらい回しにされた末に行き場のない患者の最後の砦・
望みとなるべく結成された医療チームの活躍を描いていく。
しかしそんな各々の医師達の中にも様々な事情を抱えていてい
る事が明らかになっていく。

高度医療に触れながらも医師達の個々に抱えている案件に向き
合っていくような感じのドラマ。
何故彼らが先端医療者として選ばれたのか。
冒頭からインパクトを求めるかのように、小池さんのあり得ない
様な職場でのギャンブル癖のリアクションや、相葉くんの3時の
オヤツネタを見せられたので、かなり安っぽいドラマになるかと
心配する一面も有ったけど、とりあえず医師としての腕には間違
いが無いという設定なのかな。

それなりに既視感を抱えつつも、ガン治療や開腹手術の最先端
技術、臨床の技術などに触れるという事も有って初回としては
面白く出来ていた。

しかしそれにしては人数が多く、患者や医療システムの問題と
向き合うよりも医師たち自らの抱える秘密ばかりが抽出されていく
のかなと思うとちょっと不安な感じも受ける。

とりあえずドラマはどうなるかは分からないけど、オープニング
のそれぞれのキャラクターの背景には、
波多野(BIRTH)、橘(TRUTH)、高木(PARTING)、荻原(ENMITY)
副島(AMBITIOUS)、古牧(PERSISTENCE)という文字が刷り込まれて
いる様だ。

波多野には出生の秘密(トンネル事故・1985年秋)。
橘には医療過誤の問題が有りそう。
高木はモルヒネの注入を巡って何らかのトラブルを抱えていそう
な感じで、延命措置に関する是非では橘にくって
かかっていた。
副島はグループの子息という事も有って自ら角膜移植(1991年春・
宮城)によって目が見える様になった事でナノ医療に相当期待して
いるような感じ。
萩原はラスベガスで全財産を突っ込む(2009年・夏)も、逆に大当
たりしてしまった様で母の死が関係している感じ。
古牧は息子が難病で亡くし、臨床医として固執しているような
役柄だ。

波多野卓巳 …… 相葉雅紀 (29歳、専属メンバーは総合医)
橘歩美 …… 多部未華子 (27歳、脳神経外科医)
高木淳二 …… 田辺誠一 (42歳、心臓外科医で消化器内科医)
萩原雪代 …… 小池栄子 (29歳、血液内科医、ギャンブル・酒)
副島雅臣 …… 北村有起哉 (33歳、神経眼科医)
時田真希 …… 桜庭ななみ (25歳、看護師)
波多野邦夫 …… 平田満 (62歳、卓巳の父)
鳴瀬哲司 …… 嶋政宏 (52歳、センター長)
古牧利明 …… 小日向文世 (58歳、先端応用医学研究室教授で研究医)
倉本茂 …… 菅原大吉 (60歳、副センター長)
今井麻衣 …… 江口のりこ (35歳、看護師)
宇田朋子 …… 前田亜季 (34歳、文朝出版)
斉藤健司 …… 神尾祐
斉藤仁美 …… 霧島れいか

ちはる、上野なつひ

竹内 …… 春海四方 (肝機能障害)
竹内君子 …… 梅沢昌代 (妻)
石橋啓二 …… 芹澤名人 (外科部長)
平林雄一 …… 山崎大輔 (内科医部長)

遠山俊也、大竹浩一
大石吾郎、渡辺杉枝

宮本孝介 …… 佐藤祐基 (28歳、同時性4重複ガン患者)
森田理沙子 …… 佐藤江梨子 (サッカー好き)

田辺愛美、神野美紀、神崎孝一郎、遠藤たつお、中島亜梨沙
骨川道夫、山本修、佐藤みゆき、今村有希、石橋樹
高橋幸聖、関口在、後藤亮太、伴恵里香、杉園啓仁
Rudy McCullun、吉田エマ、石川賢二、横塚真之介
福永一茂(アナ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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