信長のシェフ (2013年1月期・テレ朝・金曜23時枠) 脚本 - 深沢正樹、倉持裕 演出 - 兼�ｱ涼介、田村直己、藤岡浩二郎 音楽 - 池頼広 ゼネラルプロデューサー - 横地郁英 プロデューサー - 大江達樹、島田薫 主題歌 - Kis-My-Ft2「My Resistance -タシカナモノ-」 http://www.tv-asahi.co.jp/nobunaga/

第6話 焼肉で姉川の戦いに勝て！！平成の恋人は…戦国のパティシエ！？
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市の手引きでなんとか敵の城である小谷城から抜け出し、途中
で楓と合流して信長の元に戻ろうとする。しかし途中で野盗に
襲われ思わぬ時間を過ごす事になる。
姉川の戦いが始まる中、徳川と朝倉の闘いが始まり、先に朝倉
軍に浅井が加わったこともあって相手の勢力が圧倒していた。
そんな状況の中で、石山本願寺では顕如が戦況を遠巻きに監視
していた。

今回は二度に渡る料理シーンが描かれ、どちらのシーンも相手が
望むもの、その状況に必要なものとは一体何なのかが謎かけの
様な形で描かれた。

京の堺でのエピソードでは、課題が出ていた分、ある意味では
目的がハッキリとしていたので、見やすいものが有り、原材料の
段階から捜さねばならない・代替的なものの存在を主に抽出
した格好だった。

一方で戦では状況を把握して、相手の戦意を削いでいくという
為の料理を作っていくことになる。

臭いを嗅いでいるのは、敵軍も味方の軍も変わりはないのだけど、
戦では働かされていると感じているもの程、臭いを嗅いで戦意
を失うのだろうし、目的が有れば、臭いが活力に繋がる。
信長はそれを知りつつ敢えて、何も言わずにケンに課題として
やらせようとしたのだろうか?それとも無理難題をケンに押しつけた
格好だったのか。
正直、獣の肉の臭いが必ずしも良い臭いがするものとは思えない
けどね。

ケンを巡る夏と楓の視線も程よいモノが有るし、また時代を
操るものがケン以外にも現世から飛んできていて、歴史の影に
そんな人物が居るというミステリアス感も面白く描かれている。