信長のシェフ
(2013年1月期・テレ朝・金曜23時枠)

脚本 - 深沢正樹、倉持裕
演出 - 兼ア涼介、田村直己、藤岡浩二郎
音楽 - 池頼広
ゼネラルプロデューサー - 横地郁英
プロデューサー - 大江達樹、島田薫
主題歌 - Kis-My-Ft2「My Resistance -タシカナモノ-」

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第9話 タイムスリップ衝撃の結末!!さらば信長…いざ平成へ
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石山本願寺の顕如との対決が硬直状態に陥り、信長は将軍・
足利義昭に頼んで和睦する為の対決を求める。
帝の前で御前試合し、負けたら相手の和睦案を無条件に飲む
ということ。信長はケンを代表として選出し、顕如は瑤子を
出して戦うことになる。
勝負の条件として、御所に持ち込めるのは竹筒に入る三種の
材料と、将軍側が水菓子を用意し、それを使って菓子を作る
というものだった。

いよいよ最終話。
先週が最終話だったけど、野球で潰れて一週間寝かせた状態で
最終話に突入。

料理なんて興味のないものには美味しいか不味いかという
二つに一つみたいな所が有るけど、料理を通して、気持ちを
伝えたり、相手に影響力を行使したりしていくところなど
発想が面白かった。

ここの所料理ネタのドラマがやたらと多い気がするので、食傷感
も有るかと思ったけど、奇抜な発想だったり、史実にかぶせて
上手い事ドラマを構成した感じだった。

ただあんまり深追いするのもアレなので、ここらで止めておく
というのも一つの手かも。続編とか作ると逆に邪魔くさく感じ
ていくかも。

最後はいよいよ帝までもが登場。
ただの料理人がまるで出世していくかのようにして、時の将軍
だったり歴史的人物に接触していく辺りは楽しいものが有ったし、
ついには天皇までもが登場するというのだから凄い。

つい最近まで「天皇の料理番」というドラマがBSで再放送されて
いたけど、次々と出世していくという意味では、それに影響を受
けているところも有るのかな。

正名僕蔵さん演じた足利義昭将軍が絶妙だったし、及川光博さん
が時折演じる能がまたなかなか面白く挿入されていたね。

ケン(賢一郎) …… 玉森裕太 (フレンチ料理人)
織田信長 …… 及川光博 (戦国時代 全国統一を目指す)
夏 …… 志田未来 (刀鍛冶)
瑤子 …… 香椎由宇 (ケンが見る幻視の女)
サル (豊臣秀吉/木下藤吉郎) …… ゴリ (信長の家臣)
森可成 …… 宇梶剛士 (信長の家臣)
楓 …… 芦名星 (信長の家臣)
足利義昭 …… 正名僕蔵 (3話)
明智光秀 …… 稲垣吾郎 (信長の家臣、ケンの話に興味)
井上恭之介 …… きたろう (信長の料理長)
ナレーション (来宮良子)
森蘭丸 …… 永瀬廉 (可成の息子)

顕如 …… 市川猿之助 (大坂摂津石山本願寺の僧侶)
下間頼廉 …… 峰蘭太郎 (顕如の僧兵)
宮司 …… 北村明男
帝 …… 森本レオ (天皇)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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