夫のカノジョ (2013年10月期・TBS・木曜21時枠) 脚本 - 江頭美智留 演出 - 二宮崇 プロデューサー - 井上竜太 主題歌 - Serena「CHANGE!!」 http://www.tbs.co.jp/ottonokanojyo_tbs/

第7話 転校生ママが爆弾発言！パパ危うし！新営業部長の悪巧み！
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史子の秘書・冨塚から、星見の母・史子が倒れて病院に運ばれた
事を聞き、星見は菱子と共に東京中央病院へと向かう。
少し疲れただけで心労がたまっただけだとするが、そこで
史子からは会社の店舗を拡大しすぎた煽りで経営が立ちゆかなく
なっている事を聞く。権利を買いたいと言ってくれている人が
居るので、会社を売ろうとしている事を聞くと、菱子は史子に
対してお父さんとの約束はどうしたのかと問い、星見と会社を
守っていくと約束したのでしょと声を掛ける。
一方麦太郎の会社では人事異動があり、久米が人事部に異動され
て新たに麦太郎の同期の立花がそのポストにつく。立花は
営業のてこ入れを図るとして、リストラから販売目標から
新たに設定していく事を告げる。

ここに来て設定を広げて新たな舞台を作ってしまった感じがする。
転校生とか突然の人事異動とか、ちょっと展開が唐突過ぎるぞ。

その事実が正直、煩わしく感じてしまうところが有り、そんな
場面の転換をしなくても十分物語はこれまで登場してきたキャラクター
をやりくりするだけで構成出来ると思うんだよね。

母親の気持ちを子供に伝えるということで、菱子は今回星見
に対して母の苦労を伝えた感じだし、皮肉にも母親の気持ち
とか同僚の気持ちを、盗み見しなくても、心と容姿が入れ替わった
二人にとってはシラーっとした状況の中で本音がダイレクトで
伝わってくる分だけ上手いこと、知り得る状況を使ってまとめて
欲しい気がする。

親だって完璧な存在じゃない。一杯失敗して後悔して分かって
いくものだし、子供は可愛いものだが、時に解放されたいと
思うときだってあるという実感のこもった状況を入れ替わって
いる星見が小松原家で働いている時にもう少し実感して感じられる
と、ドラマとしても納得する形で伝わるんだろうけどね。

新たなキャラクターがやろうとしていることも唐突感がハンパ
ないので、ちょっと受け入れがたいところに繋がっているな。