潜入探偵トカゲ (2013年4月期・TBS・木曜21時枠) 脚本：橋本裕志 音楽：木村秀彬 演出 ：石井康晴、坪井敏雄 プロデュース ：佐野亜裕美 http://www.tbs.co.jp/tantei_tokage/

第2話 名門中学に潜入！！死体の謎と呪いのメッセージ
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蒼太は父親が居なくとも何処かで父が見ているかも知れないと
して健気にも元気に振る舞う中で、一之瀬克也(25歳)が
鈍器で殴られ死亡して発見される。科学教育社の販売員をして
いた彼は中高一貫校である栄翔学園と取引しているが、
贈収賄に関わっているであろうことは明らかだった。そんな
学校の関係者とのトラブルによって殺されたのではないかと
感じて、トカゲは新任の予定だった英語教師の土井正樹とすり
替わって学園に潜り込んでいく。

学園に於ける都市伝説っぽいよく有る呪いネタとイジメに関する
エピソードを交えつつ、学園に潜む闇という物を調べていくと
いうもの。

タイムカプセルを開いたと同時に過去の事実が浮かび上がって
くるというネタ自体は面白いものが有るし、現在と過去のイジメ
事件に加えて、贈収賄事件を絡めていくことで、その中に
どんな因果関係が含まれているのか興味深い作りにはなって
いる。

香里のフォローの仕方や能力の提示の仕方は悪くは無かったけど
トカゲの能力の使い方が記憶力だけでなく、まるでロボットの
様な神がかった動き方をする辺りがちょっぴり違和感が有る。
運動能力が優れているのは良いのだけど、人間離れし過ぎた
動きをするのであれば、もう少しそれなりの理由付けが欲しい
ところだ。

犯人は呪いのチューリップのネタが出始めた頃から、大体の
流れは想像出来るモノが有るし、またしても吉田里琴ちゃんが
いじめっ子役なのかという感じで、日本の芸能界に於ける
キャラ付け・役割がパターン化されすぎている感じがする
のは何なのだろうね。

書類を古く見せなくとも、多分室内を探せば10年前の紙くらいは
見つかりそう。それを言ったらお終いなのだが・・・

イジメの構図を19年前の透自身の事情を思い出すきっかけとして
いるところは悪くは無かったかな。