シェアハウスの恋人
(2013年1月期・日テレ・水曜22時枠)

脚本 - 水橋文美江、山岡真介
演出 - 南雲聖一、吉野洋
チーフプロデューサー - 大平太
プロデューサー - 櫨山裕子、内山雅博
主題歌:絢香「beautiful」

http://www.ntv.co.jp/sharehouse/





第8話 …今すぐ会いたい!ついに三角関係決着
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汐がシェアハウスから出て行ってしまった後、突然辰平の
股間が光り始める。それを目にした雪哉と凪は改めて辰平が
言っていた宇宙人が本当だったとしる。雪哉はあんたが何者
でも俺の気持ちは変わらないと主張するも明らかに腰が引けて
いて、警戒心を持っている事が分かる。何故突然光り出した
のか?と話し合う中で、雪哉は妖怪人間の様に強い怒りと悲しみ
を感じて光っているのではないか?とし、汐が出て行ったことに
よって感情を揺さぶったからではないかと告げるが・・・

辰平の宇宙人説がギャグではなく本当の事だったということで、
現実的な所から一気にファンタジックな意味合いの有るドラマに
変貌しつつ有る。3月から見られる「パンスターズ彗星」の接近に
引っかけた演出なのか。3月5日が地球に最接近するという事を
テレビなどでも補導されているけど、果たして上手く気がつくことが
出来るのかな。

汐があの日あの時、落ち込んでいた際に何者かに渡していた
マフラーを辰平が持って居た事を知って何かを感じていくという
もの。

しかしこのマフラーの使い方があんまり愛を感じる特別なアイテム
の使われ方をしていない為に、どうも二人が両思いに陥る
とする描写にインパクトが無いのが残念だった。

どの人物も出会った頃からは違う態度を見せているし、汐に
関係するものたちがその影響を受け波及している感じがドラマ
としても面白く現れている。

ドラマの中のやりとりもとても面白いものがあるのだが、やはり
ドラマとしては何処か薄っぺらさを感じてしまうのは何故なんだ
ろうか。
ボケ・ツッコミはほぼ間違いなく完成度も高く、今回はTEAM NACS
のかけ合いまで見られたんだけど、シナリオとしてはコレと言っ
たものを感じなかった。

ただどれもおさまるべきところにおさまるであろう事は想像に
難くはないので、辰平との別れにどう折り合いをつけていくのか。
そしてどんなシチュエーションで訪れるのかが見物なのかも。

今回最終回にしても良かったと思う。
これまでの無駄なシーンを切り詰めて全8話構成のドラマの方が
面白いまま終われた気がする。

津山汐 …… 水川あさみ (30歳、コピー機メンテナンスCOPiO)
川木辰平 …… 大泉洋 (38歳、スーパー勤務、宇宙人)
津山凪 …… 中島裕翔 (大学生、汐の弟)
錦野カオル …… 川口春奈 (凪の彼女、小学校教師・ピアノの先生)
櫻井空知 …… 君野夢真 (息子、春から小学生)
寺坂香苗 …… もたいまさこ (スーパー勤務)
櫻井雪哉 …… 谷原章介 (40歳、元建設会社)
櫻井真希 …… 後藤理彩 (夫に愛想を尽かして実家の長野に帰省)
杉ノ原二朗 …… 半海一晃 (浦島支店)
望月メグ …… 木南晴夏 (浦島支店)
松野孝太郎 …… 田中登志哉 (浦島支店・ぽっちゃり)
桧 …… 瀬戸将哉 (浦島支店・メガネ)
根岸 …… 吉沢亮 (カオルの男友達)

沼田 …… 戸次重幸 (アイビーコミュケート社)
望月恵一 …… 野添義弘 (メグの父、COPiOの専務)

井川哲也、坂田鉄平、大関真、栗原功平

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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