スターマン 〜この星の恋〜
(2013年7月期・フジ・火曜22時枠)

脚本 …… 岡田惠和
演出 …… 堤 幸彦
プロデュース …… 河西秀幸、平部隆明
協力プロデュース …… 神 康幸

http://www.ktv.jp/starman/index.html




 

第10話 サヨナラの後に訪れる涙…
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突然上空に赤い閃光と共に宇宙船が来たのではないかと
感じる宇宙人の星男、重田、祥子。重田は古女房に対して
帰りたいのか?と問われるが、帰りたくはないと告げるものの
私らは星に愛する人がいて残してきてしまったので、一度星
に戻って詫びを言ってくるという。それを聞いた古女房は
もう戻ってくるはずはないと落胆する。一方星男もまた
僕はこの星に残る事を告げ、それでもその事を告げにいく
事を告げ戻ろうとして両手を天空に向けて挙げるが、なぜか
宇宙船は祥子だけを連れ、重田と星男を連れて行くことは
無かった。佐和子たちは星男がした行為がダサイとしながらも
戻らずにいてくれて良かったと安堵の声を上げる。
二ヶ月後、すっかりわだかまりも無くなっていたが、重田だけ
は自宅から閉め出しを食らって佐和子の自宅に身を寄せていた。

台詞の節々に面白いやりとりが有るのだけど、全体的には
やはり奇抜な題材としかいえず、相当見る人、見る時を選ぶ
ような内容だと思う。
相変わらずオープニング・クレッジットの後にツイッターからの
投稿だと思われる視聴者からのメッセージが掲載され、左
側のメッセージはこのドラマに対する失望感がツラツラと
書かれていて、右側のメッセージはこのドラマが面白かった
ということを書いていた。

どうしても左側に関われていることの方が共感することも
あり、途中で挫折しただの、あり得ないだのいう意見の方が
自分的には受け入れやすかった。

どういう訳か野球のボールが家族を何度も脅かす魔のアイテム
として利用されているし、その都度同じ様な能力しか発揮
されずバリエーションが少ない。唯一のサプライズは、
命を救う変わりに死んでしまうのではないかとする想定される
うるパターンを壊してチャーミングなオチにしたことなのかな。

コミュニケーションの問題に関しては、宇宙人同士のコミュニケー
ションでも人間の女性は場の雰囲気と顔の表情だけで容易に解読
できるんだとばかりに佐和子が指摘するところや、少しずつ
宇宙人との異種交流も慣れてくると、扱いがぞんざいになって
いくなと思うと、重田が古女房から冷遇されているというのも
ある種では地球人として受け入れられた証拠でもあるのかなと。

多分似たようなドラマが描かれたら二度と見る気は起こらない
けど、まぁこれはこれで良かったのかなと思う。

宇野佐和子 …… 広末涼子 (32歳)
星男(達也) …… 福士蒼汰 (25歳)
須多節 …… 小池栄子 (32歳、スナック"スター")
臼井祥子 …… 有村架純 (21歳、総菜売り場)
前川浩介 …… 石井正則 (40歳、総菜売り場・主任)
安藤くん …… 山田裕貴 (21歳、総菜売り場)
佐竹幸平 …… KENCHI (スナックの常連客)
平岡林太郎 …… 本田大輔 (スナックの常連客)
富山 …… 村松利史 (スナックの常連客)
溝上 …… モト冬樹 (医者)
宇野大 …… 大西流星 (10歳)
宇野秀 …… 黒田博之 (8歳)
宇野俊 …… 五十嵐陽向 (5歳)
柏原美代 …… 吉行和子 (佐和子の祖母)
重田信三 …… 國村隼 (総菜売り場)
羽生ミチル …… 木南晴夏 (星男を知る女)
古女房 …… 角替和枝 (重田の妻)
重田たけし …… 佐藤涼平 (重田家の子)
重田むつみ …… 大塚桃子 (重田家の子)
宇野 光一 …… 安田顕 (佐和子の夫)


小菅雅乃、山梨雅子、羽芝博美、水野絵里、宇都宮晃良
内田晴子、森桃子、佐藤涼平、西原信裕、大塚桃子、三島ゆたか

嶺本晃一、遠藤真人、遠藤さつき

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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