TAKE FIVE 〜俺たちは愛を盗めるか〜
(2013年4月期・TBS・金曜22時枠)

原案:脚本 - 櫻井武晴
演出:岡本伸吾、渡瀬暁彦、川嶋龍太郎
脚本:藤井清美、丑尾健太郎
プロデューサー:伊與田英徳
主題歌 - 2PM「GIVE ME LOVE」
挿入歌 - JUJU「TAKE FIVE」

http://www.tbs.co.jp/TAKE-FIVE/





第2話 まさか!逮捕!!5人がピンチに
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正義は新人の窃盗犯・晴登に目を付けられる中で、正義の弱点が
瑠衣にあると考えて意図的に彼女と正義を引き合わせて反応を
試す。
一方先日の銀行の侵入を監視していた刑事の岩月は正義の前に
現れ、銀行で盗んだデータのコピーを渡す様要求する。
一週間の猶予が与えられる中、渡さなければ刑務所送りにする
とのこと。
そんな中、世間では計画倒産だと思われる相良ビジネススクール
の被害者たちが入学金の返金を求めて相良の元へと詰め寄るが・・

二話目にして早くも警察に正義の正体がバレるというのも
意外性が有り面白い所では有るのだけど、
肝心のストーリー構成自体が既視感が有りちょっぴり乗り切れない
部分も有る。
色々と窃盗物、スパイものが多いけど、どれも似たり寄ったり
であり、セキュリティの解除なり侵入法に関しては、先週の再現
みたいな部分も有って目新しさを感じない。
セキュリティ解除はコンピュータ任せ、そして指紋を採取すると
いう部分が唯一それらしさが有るのかなという感じ。パスワード
認証に関しては前日見た潜入探偵トカゲと一緒で既視感あり
まくりだった。

ただ流れを通して警察に利害の一致する協力者を抱き込んだ所
は面白い流れだし、正反対の立場に居る瑠衣の価値観を散々
揺さぶる展開になっているところは興味深いところだった。

確かにブラウン管テレビが債権の回収にもならないところは
有るけど、逆に未だにブラウン管テレビが置いて有るところ
に違和感を覚える人物が居なかったのか。

そして自宅金庫に堂々と金を入れているにもかかわらず、
査察官が無能すぎて、自宅の凍結も同時に行わないところに
違和感を覚える。この辺、グー子さんが必要かも知れない。

侵入して相良家の金庫を開けようとする瑠衣が、正義たちのDプラン
に疑いを持つ辺りの鋭さの提示の仕方と、一見出し抜かれている
と思われがちな正義の中のロジックがそんな瑠衣や晴登たちの
一枚上を行く展開が用意されていて、不利な状況を打開していく
一連の流れは面白く出来ている。

「恋は盲目」、「心を盗めないヤツは何も盗めない」など
どうしても愛を持ち込みたい流れがあるようで、毎回キーワード
として登場させているけど、その辺は好みという感じかな。

帆村正義 …… 唐沢寿明 (上教大・心理学教授)
笹原瑠衣 …… 松雪泰子 (芝大門署・盗犯係)
新美晴登 …… 松坂桃李 (第一セキュリティ防犯システム開発部)
南真一 …… 六角精児 (若葉総合病院薬剤師)
火岡均 …… 入江甚儀 (祖父は元TAKE FIVEのメンバー)
矢野昇太郎 …… 千葉雄大 (芝大門署)
柿沢なな …… 福田彩乃 (上教大帆村研究室・助手、占い好き)
笹原紗枝 …… 江田結香 (瑠衣の妹、大学生)
香川竜一 …… 阿部進之介 (盗品管理課)
バーテンダー …… 駿河太郎 (ジャズバー"SWING TIME")
増田公造 …… でんでん (芝大門署・係長)
ホームレス …… 倍賞美津子
岩月櫂 …… 稲垣吾郎 (芝大門署)

後藤 …… 峰竜太 (旧TAKE FIVE)
野上誠 …… 小林隆 (旧TAKE FIVE)
笹原 徹 …… 菅原大吉 (瑠衣・紗枝の父親。元刑事)
幼少期の均 …… 須田瑛斗
幼少期の瑠衣 …… 広瀬すず
小百合 …… JUJU (ジャズバーで歌う)

相良光代 …… 田中美奈子 (相良ビジネススクール理事長)
清水真 …… 西村和彦 (相良ビジネススクール経理)

弘中麻紀、田中清貴、足立光康、井上美空、早川亜希
吉田明世(アナ)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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