TAKE FIVE 〜俺たちは愛を盗めるか〜 (2013年4月期・TBS・金曜22時枠) 原案：脚本 - 櫻井武晴 演出：岡本伸吾、渡瀬暁彦、川嶋龍太郎 脚本：藤井清美、丑尾健太郎 プロデューサー：伊與田英徳 主題歌 - 2PM「GIVE ME LOVE」 挿入歌 - JUJU「TAKE FIVE」 http://www.tbs.co.jp/TAKE-FIVE/

第6話 仲間を救えるのか？友情編完結
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晴登は偽TAKE FIVEの後藤の罠にハマって、ダビンチの絵画を
引き取りに来たところを待ち伏せされていた瑠衣によって
逮捕される。瑠衣はこの一件は晴登の仕業ではないと感じ
ながらも、それを証明する術もなく共犯者の存在を問い詰める。
俺が無実ではない証拠はパソコンに入っているという事を
聞いた刑事の岩月。
一方正義はかつてのメンバーの後藤と晴海埠頭で逢う。
元々メンバーに入っていたのもイディオムに共感したのではなく、
正義の父・野上誠の泥棒テクに興味を持ち腕を磨きたかっただけ
だという。正義の欠点はイディオムであり、今のチームの欠点
は晴登にあると言われる中、これ以上ルクレツィアの絵には
関わるなと言われる。

新旧のTAKE FIVEに対する幻想と現実をナルミの目を通して見せら
れた感じのするエピソード。
仲間の存在の大切さを示す中で、泥棒の中にも信頼感というもの
が存在しているのか否かが問われる格好だった。

絵を盗み出す方法論よりも、寧ろ刑務所に拘置されている
晴登と正義たちとのコンタクトの方法が興味深かったのかなと
いう感じ。
数話前には、正義を封印して一連のメンバーに仕事をさせたけれ
ど、今回は瑠衣の目を欺きつつ、一見すると晴登を封印する
中での仕事ということで、興味深いものとなった。

ただ逆に絵を盗む方法論に関しては、なんだかよく分からないも
のが有ったし、意外と幼稚な方法で相手を出し抜いたなと思うと
その辺は皮肉として写るものがあるのかも。

仲間の信頼感を唱えつつも、実際には一番正義自身が味方の
能力に懐疑的になっているのかも。
逆に今回のエピソードで団結力が出たのかな。

また晴登が居なければ・・・との事だけど、刑事の岩月の存在感
というのが今回のエピソードでは随分貢献した感じだった。

もう少し盗みの競争が面白く描かれれば良かったかな。
ナルミと正義の間、競争している感じがまるで無かったのが
残念。