TAKE FIVE 〜俺たちは愛を盗めるか〜
(2013年4月期・TBS・金曜22時枠)

原案:脚本 - 櫻井武晴
演出:岡本伸吾、渡瀬暁彦、川嶋龍太郎
脚本:藤井清美、丑尾健太郎
プロデューサー:伊與田英徳
主題歌 - 2PM「GIVE ME LOVE」
挿入歌 - JUJU「TAKE FIVE」

http://www.tbs.co.jp/TAKE-FIVE/




 

第7話 ダ・ヴィンチを奪え愛のある嘘
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ルクレツィアの肖像を巡り後藤が手にしたと思われたが、肝心
の後藤が何者かによって殺害されて発見される。
正義はみんなの前で絵に対する拘りを語り、20年前の真実を
探るために一人で捜していた事を語ると、これまでスタンドプ
レイに走っていた晴登は、突然チームやイディオムの事を口に
して協力する事を語る。自分の為にチームを頼っても良いと
する事で、調査を開始する事になるが・・・

どうしてもワンパターンになりがちなドラマなので、今回は
趣を変えて盗みではなく、一人の無実の男の事を証明していく
というもの。

絵画捜索の過程でそんな汚名を着せられている人の存在を知って
しまったが為に見過ごせないものが有ったのだろうか。

正義の講義が毎回テーマとして提示されるので見やすいものが
有る。
人はウソをつくものであり、ウソを突き通す時には愛があると
の事から、一体何を守っているのかということがドラマの中で
も興味の中心に向けられていく。

ただ正直正義たちがウソを解明しなくとも、警察の捜査だけで
も事実は解き明かされていた気がするし、リスクを犯すほど
の事なのかという感じもする。絵がニセモノである事は一瞬で
分かっただろうし、関わるべき必要性はあんまり無かった。

突然強行班の人物が捜査に加わったので、「君犯人じゃないよ
ね?」って疑いを持って居たけど、完全に肩透かし。この辺は
良い感じのミスリードだった。

互いのイディオムを語り合うようにして、憎しみで人を裁くな
と主張したり、悪い事をしている奴から盗むことに、普通の盗み
とは違うとする主張を混ぜ込んだりと、色々と興味深い仕掛け
にはなっていたと思う。
ただ今回の大河内がリハーサルで暴走しまくり、謎を解き明かす
という段取りは、現場のスタッフからしてみれば一体何の
事だよって感じで、止める人物が居ないところもまた違和感
が有ったのは確かだった。まぁ止められない程の人物感を
出しては居たのだろうけどね。

帆村正義 …… 唐沢寿明 (上教大・心理学教授)
笹原瑠衣 …… 松雪泰子 (芝大門署・盗犯係)
新美晴登 …… 松坂桃李 (第一セキュリティ防犯システム開発部)
南真一 …… 六角精児 (若葉総合病院薬剤師)
火岡均 …… 入江甚儀 (祖父は元TAKE FIVEのメンバー)
矢野昇太郎 …… 千葉雄大 (芝大門署)
柿沢なな …… 福田彩乃 (上教大帆村研究室・助手、占い好き)
笹原紗枝 …… 江田結香 (瑠衣の妹、大学生)
香川竜一 …… 阿部進之介 (盗品管理課)
バーテンダー …… 駿河太郎 (ジャズバー"SWING TIME")
増田公造 …… でんでん (芝大門署・係長)
ホームレス …… 倍賞美津子
岩月櫂 …… 稲垣吾郎 (芝大門署)

後藤 …… 峰竜太 (旧TAKE FIVE)
野上誠 …… 小林隆 (旧TAKE FIVE)
笹原 徹 …… 菅原大吉 (瑠衣・紗枝の父親。元刑事)
幼少期の均 …… 須田瑛斗
幼少期の瑠衣 …… 広瀬すず
小百合 …… JUJU (ジャズバーで歌う)
りか …… 青山夕夏 (上教大学心理学部に通う学生)
田上 …… 永長孝盛 (上教大学心理学部に通う学生)

堂城一馬 …… 松村北斗 (JBCアート美術スタッフ)
大河内銀次郎 …… 梅沢富美男 (大物時代劇俳優)
稲岡幸平 …… 緋田康人 (JBCアート美術監督)
浮田守 …… 六角慎司 (JBCテレビドラマ制作部プロデューサー)
服部勇司 …… 寿大聡 (警視庁芝大門警察署強行犯係刑事)

玉置孝匡、別当優作、カートヤング、関健介、渡邊まき
西村誠治、菅谷和礼、正木俊和、古谷有美(アナ)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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