都市伝説の女 Part2
(2013年10月期・テレ朝・金曜23時枠)

脚本:後藤法子、倉持裕、渡辺雄介、福田雄一
音楽:池頼広
プロデューサー:横地郁英、遠田孝一、浅井千瑞
演出:塚本連平、秋山純、星野和成、小松隆志
主題歌:『Sweet Refrain』Perfum

http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu_02/




 

第7話 さよなら美人刑事!!吸血鬼に殺される!?
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千代田区にある束宮劇場で、ミュージカル「ドラキュラ」の
公演を控えて稽古中の楽屋で、主演・大河内英樹の相手役の
女優・彩名りえが殺害されて発見される。第一発見者は
メイクを担当している篠原真央で、鑑識の勝浦によると、
死因は出血性ショック死だが、奇妙な点が見られるという。
首もとのけい動脈に吸血鬼がかみついたような跡が有り、体内
の血を吸ったような跡が有るという。月子はその知らせを受けて
いよいよドラキュラ伝説かと呟く。

最終話はドラキュラの都市伝説だった。
ドラキュラ自体がどうしても西洋のネタということも有るので
日本の都市伝説として扱うにはイマイチフィットしていない感じ
はする。ハロウィンのジャックオーランタン同様に、ちょっと
日本の価値観からは離れていて、ドラキュラと言われても
ピンとこない。

ドラマある程度の段階でチケットが売れていないが為の話題作り・
ステマだろうという公算が視聴者にも分かるところが有ったので
敏感な視聴者であるならば、篠原犯人説を感じ取っていたのだ
ろう。

血液を抜き取ってどう処理したのかとか、劇場を知り尽くしている
人物が犯人像だとする流れは良いとしても、誰にも見つからずに
検死官室から劇場にいく流れは相当違和感が有るし、話の流れ
で月子と勝浦のコントの中で、なんとご都合主義的な・・・みたい
な台詞が有ったけど、まさに刑事ドラマとしてはかなりのお粗末さ
は有った。

しかしコメディコントとしては面白く出来ており、前回失敗した
と思っていた福田雄一さんの脚本も面白く出来ていた感じがする
し、キャラクターは引き立っていたので、それなりに安心して
見ていられるところが有った。

過去ドラキュラに関しては色々と映画化されているけど、
HDDの中をあさっていたら、昔書いたコッポラ版のドラキュラ
トッドブラウニング版のドラキュラの感想を書いたことが
有ったようなのでアップして起きました。いずれも原作は、
ブラム・ストーカーのもので、ドラマの中では、著者の劇団の
座長がドラキュラ説を語っていたね。

音無月子 …… 長澤まさみ (警視庁捜査一課の刑事。26歳)
勝浦洋人 …… 溝端淳平 (警視庁鑑識課員。25歳)
丹内市生 …… 竹中直人 (警視庁捜査一課の刑事。53歳)
柴山俊也 …… 平山浩行 (警視庁捜査一課、丹内班の刑事。34歳)

高田潤子 …… 大久保佳代子 (警視庁の鑑識課員。40歳)
浜中彩乃 …… 高月彩良 (UIUに所属する新人刑事。23歳)
音無都子 …… 秋月成美 (月子の妹。19歳。大学生)
田村由貴 …… 小泉麻耶 (警視庁の交通課)
牧原里奈 …… 風間亜季 (警視庁の交通課)
郷原祐一 …… 宅間孝行 (警視庁捜査一課・郷原班のチーフ。41歳)
武重治 …… 伊武雅刀 (警視庁の警視総監。58歳)

春樹 …… オダギリジョー (失踪している月子の恋人?)
春川諒子 …… 小沢真珠 (女優)
篠原真央 …… 東風万智子 (メイク)
大河内英樹 …… 高嶋政宏 (主演)
彩名りえ …… 大谷英子 (女優)
永井 章夫 …… 岡部たかし (プロデューサー)
川口 幸雄 …… 佐藤祐一 (舞台監督)
吉村 良一 …… 河野直樹 (大河内担当のマネージャー)

仙頭美和子、陳海文、穴田有里

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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