海の上の診療所 (2013年10月期・フジテレビ・月曜21時枠) 脚本 ： 徳永友一 音楽 ： 神坂享輔 プロデュース ： 藤野良太、古屋建自 演出 ： 中江功、谷村政樹、��野舞 主題歌 ： 家入レオ『太陽の女神』 http://www.fujitv.co.jp/uminoueno_shinryojo/index.html

第7話 謎の女ついに登場！海診丸最大の危機
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海診丸は回診で回る島が隣接する島との合同運動会の為に
島民が不在になる為に終日休みとなる。
それぞれの時間を過ごすことになるが、島には厳島神社という
縁結びの神社があり、二枚貝に名前を書いて奉納すると、
カップルは結ばれるという伝説がある事が分かる。
そんな中、航太の元に輝が現れる。

これだけ思わせぶりな形で存在していた輝がまさかこんなにも
肩すかしで意味不明な存在として終わるとは思わなかった。
初回で航太が思わせぶりな形で森の中を逃げていた映像も
輝が男だと嘘をついたことが発端であり、逃走したというもの
らしい。その後もストーカーまがいのことをしているかと
思いつつそれは誤解で、輝のことを島まで追いかけてくる
男もまたストーカーばりの追跡力を発揮しして、その辺のゴタゴタ
感を一気に片をつけるというのだから、ものすごくぶっ飛んだ
構成だった。

まぁ航太が眞子と良い関係になっていくのが自然ではあると
思うので輝が眞子にアシストしていくというのは良い感じだとは
思う。こんなに身近にいる美人の女性に目を付けない航太の態度自体
が不自然ではあるのだけど、それがまさにドラマといえばドラマ
なのかもしれない。

それでもこのドラマのそれぞれのキャラクターに関しては、
安定した存在感が出ているので、シナリオはともかくやりとり
には独特のファミリー感が出ていて楽しいものが有った。

プリンと眞子の二枚貝ネタも笑えたし、眞子の「ちゃんとして!」も
聞けたし、それだけで十分。
最後航太が船の外に閉じ込められるオチだと思ったんだけどね。

メインの流れを処理した後、時間の尺が余っていたので、逆に
出演者が共演する時間が持てなかったということもあって
配分を間違えたのかなと思うところも有った。
携帯全盛の時代に連絡が取れないとする設定を持ち込むのは
相当難しいところが有るよな。