心がポキッとね
(2015年4月期・フジTV・水曜22時枠)

脚本 - 岡田惠和、村沼也克
演出 - 宮本理江子、都築淳一、宮脇亮
主題歌 - 星野源「SUN」
編成企画 - 若松央樹、野崎理
プロデューサー - 森安彩

http://www.fujitv.co.jp/kokopoki/index.html





第3話 恋は苦手な上にどうなるバレた元夫婦!
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春太は元妻・静が社長・心の恋人として同棲していることを
知るが、静はこの件は嘘を付いて突き通そうと語る。
みやこは春太に対して、恋愛するのが恐い事を告げ、私が暴走
しないよう見守って欲しいと頼む。
倉庫で仕事を請け負ったハズの静だが、その仕事が中止になり
無駄になる。心は楽しかったのでいいじゃないかというが、
折角作った料理があるので、会社のみんなに振る舞おうと語る。
春太は今の環境では無理が有る為に出て行こうとするが、
みやこからは出て行かないで欲しいと言われる。
しかし静は出て行けというアクション。心もまた寧ろ旅立ち
するということは前に進もうとしていることだとして、出て行く
ことを祝福する。しかし春太は仕事に行くだけだとして
誤魔化してしまう。
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春太と静は結婚していたことを隠していたが、みやこや加代子
によってバレてしまう。なんとか隠そうとしていたが、バレた
ことを知った春太は自ら話してしまう。心はとても純粋な心を
持っていて嘘を付いていたことにもまるで怒ろうとせず、
寛容な姿を見せる。静はそんな人物に対して悪影響を与えている
のではないかとして怖さを覚えていく。

大人が持っている恐怖心をそれぞれの形・それぞれの事情の元で
描いて居ることで、少しずつ形になってきた印象もある。
ただそれぞれのキャラクターは年齢的なギャップがあるので、
感覚が違うところもあるし、それぞれに違った生活環境で
育ってきているので、そういう感覚の違いがドラマとしての
葛藤点を引き出して、恋愛ドラマを盛り上げている様だ。
どんなことをしてでも奪いたいとする思いが有るかと思えば、
自分が傷つくことに恐れる人、そして相手を傷つけてしまうの
ではないとすることに恐れるという性格の違いが見え隠れしている。

ただ今の所、どのシーンに於いても面白さを感じない。
元夫婦が一緒にいることによって、相手に与える不安感がどの程度
のものとして写るのかというところが唯一面白そうな感じだけど、
やっぱりどのキャラクターもリアクションがオーバー過ぎる
ところも有ってキャラクターを作り過ぎている感じは否めない。

扶美のウザさがちょっと可愛くなった感じがするところはある
し、江里子の流れもそう悪くないのかなと思い始めている
ので、こういうのが広がっていくとドラマは憎めないところに
なっていくのか。それまで視聴者をこのドラマに引きつけて
置けるのかだね。


小島春太 …… 阿部サダヲ (40歳、家具店リオボニート)
葉山みやこ …… 水原希子 (26歳、好きになると)
大竹心 …… 藤木直人 (38歳、リオボニート・社長)
鴨田静 …… 山口智子 (45歳、空間コーディネーター)
糸山扶美 …… 徳永えり (26歳、リオボニート、みやこの同級生)
牧野江里子 …… 山下リオ (みやこのストーカー)
富田涼 …… 永瀬匡 (リオボラート)
波野栞 …… 渡辺美奈代 (空間コーディネーター)
庄司加代子 …… 池津祥子 (リオボニート)
白神先生 …… 山西惇 (カウセンラー)



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