警視庁捜査一課9係 11 (2016年4月期・テレ朝・水曜21時枠) 脚本／深沢正樹、岡崎由紀子、真部千晶、瀧川晃代 徳永富彦、ハセベバクシンオー 監督／杉村六郎、新村良二、長谷川康、吉田啓一郎 ゼネラルプロデューサー／松本基弘 プロデューサー／峰島あゆみ、金丸哲也、中尾亜由子 音楽／よしかわ きよし 主題歌 V6「Timeless」 http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari_11/ 第9話 コスプレ殺人 監督／田村孝蔵 脚本／岡崎由紀子 -------------------------------------------------------- アニメ「闇のクロニクル」の大ヒット御礼パーティーが開催 される。ドレスコードはコスプレでの参加。早苗と矢沢も パーティーに訪れる中、パーティーには代議士の柘植葉子や アナーキージュエルズの宮嶋類などが来ていた。柘植に対して 記者の武田公彦は一枚写真撮影させて欲しいと頼む。 招待客はセレブばかりだとして矢沢たちも感心していた。 更にここにはアイドル声優の柚木玲奈、アニメ監督の福田陽三、 プロデューサーの佐々木滋が来ていた。互光出版の小出幹生 は早苗に声をかけて挨拶を交わす。。 主役で原作者の大内秋絵先生は何処にいるのか。 そんな中中庭で悲鳴があがる。そこには控え室から落ちたであ ろうコスプレした秋絵先生が亡くなって発見される。 すぐに直樹たちもやってくる。 矢沢たちがコスプレしていることを指摘するが、このパーティー にはドレスコードがありコスプレだったという。 被害者のクツと手袋がないとすると、クツはあの窓にそろえて 有ったという。ここは神尾コーポレーションが普段レストランと して使用しており、神尾巧もパーティーに出席していた。 自殺にしては不自然だった。サイフも遺書らしきものも無かった。 佐々木は先生が控え室に入ったのは開場する一時間前だという。 迎えに行くと行きたくないと言っていたという。大内には何か 悩みがあったのか。幸せの絶頂だったハズで、去年結婚したこと。 相手は映画版の主題歌にもなっているアナーキー・ジュエルズ のヴォーカルの宮嶋だという。作詞は大内本人がしていたとの こと。夫婦で印税は独占かという。 控え室にいたスタイリストの阿部好江とマネージャーの��野春子 はいつまで待たせるのかとして玲奈に行くので着替えてと語る。 真澄は大内の漫画が好きだった為に司法解剖には抵抗が有った という。高校の頃には痛いファンレターまで書いた程だという。 私はオリビエ派だったとのこと。死因は後頭部打撲による脳挫傷。 死亡推定時刻は昼の11時から1時の間。転落以に背中に小さな ヤケドの跡が有り、スタンガンの跡だろうこと。生活反応が有る のでこれは殺人だろうという。 -------------------------------------------------------- 渡瀬恒彦さんの胆嚢がん闘病中の報道が先週入ったので、 心配してしまうところ。何処まで回復しているのか、撮影中 にも影響が有るのか気になるところですが、無理しないで欲しい ですね。 今回のエピソードと言えば、やはり今時の男女関係に於ける女性の 年下婚の問題、そしてちょっぴりベッキーさん周りの事情を 考慮に入れたマスコミを利用した不倫騒動をネタとして取り上げた 流れが有ったこと。 マスコミとしてのプライドを持って政治記者としてスクープを 追い回してきた男だが、気がつくとアイドルのくだらない色恋沙汰 に巻き込まれてしまい、その流れから報道規制まで喰らうという 不運な流れが有る。 このドラマらしく出演俳優に関しても一癖も二癖も有り、 そんな代議士・柘植葉子を演じた女性は、このシーズンから準レギュ ラーの形として挿入されている野際さんの娘・真瀬樹里さんが 演じていること。野際さんも美人だけど、やはりその娘の真瀬さんも 愛嬌のある顔をしているなと感じる。 残念ながら親子ツーショットシーンは無かった。 まぁシナリオの流れから考えればすれ違う要素が皆無なので仕方が ないけどね。 ちょっぴり事件としてはありがちになってしまったけれど、 殺される被害者と殺した加害者は共に形は違えど、命をかけるほどに 愛している対象物から否定されることによって自制心を失い盲目的に なるというところが興味深い共通点だったのかな。 それにしても加納が直樹の変わりに早乙女静香の食事会に出席する という時の後ろで必死に断れ的オーラを出しているところが笑えた。 加納倫太郎 …… 渡瀬恒彦 (9係・警部) 浅輪直樹 …… 井ノ原快彦 (9係・巡査部長) 小宮山志保 …… 羽田美智子 (9係・巡査部長) 青柳靖 …… 吹越満 (9係・警部補) 矢沢英明 …… 田口浩正 (9係・巡査部長) 村瀬健吾 …… 津田寛治 (9係・警部補) 早瀬川真澄 …… 原沙知絵 (東京都監察医務院に勤務する監察医) 石川倫子 …… 中越典子 (パティシエ、直樹の彼女) 矢沢早苗 …… 畑野ひろ子 (矢沢の妻) 早乙女静香 …… 野際陽子 (加納倫太郎の元妻の従姉) 鑑識 …… 新貝文規 大内秋絵 …… 山下裕子 (48歳、アニメ映画『闇のクロニクル』原作) 宮嶋類 …… 古原靖久 (28歳、秋絵の夫、売れないバンドマン) 柚木玲奈 …… 森高愛 (アデリナ役のアイドル声優) 佐々木滋 …… 市川勇 (映画プロデューサー) 神尾巧 …… 小林峻 (レストランオーナー) 福田陽三 …… 青島健介 (映画監督) 高野春子 …… 中野若葉 (玲奈のマネージャー) 武田公彦 …… まいど豊 (互光出版・週刊ダッシュ) 柘植葉子 …… 真瀬樹里 (衆議院議員、栄進党) 小出幹生 …… 希志真ロイ (互光出版) 阿部好江 …… 巻野わかば、(玲奈のスタイリスト) 入江孝彦 …… 嶋崎靖 (代議士秘書) 横井翔二郎、高嵜百花