第1話 まる子、作文に悩む

子供ゆえに、県のコンクールに出品なんて肩書きが付いてしまうと
妙に張り切る姿がなんか純粋で良い感じか。
確かに作文の前だけ思いで作りの為に旅行に行ったり、特別な
料理を食べたりした感想では、ありのままの家族の姿が描けない
ですからね。それに気がついたまる子は見事でした。

第2話 まる子、ウソをつく

ちょっとした事で男女の仲が疑われて、からかいの対象になるのが
如何にも小学生らしい光景だなぁ。
ウソがウソを呼んでいく深みにはまっていく様子が面白く描かれて
いたと思う。相変わらずまる子のおじいさんが受け皿であり被害者
ですね。

第3話 さくら家、大ピンチ

両親の喧嘩で子供が心を痛めてしまうちょっぴり切ない話しだった。
初めはお姉ちゃんも本気だと捉えていなくて、お父さんについて
いくと淡々と答えていたけど、喧嘩が本格化していったときの
表情の変化には、リアルな感じが出ていて良かったと思う。
喧嘩しても付き合った頃の想い出に立ち返る事で、当時の互いに
好きだったときの気持ちを喚起できて良かったと思う。

しかし豪華にも回想シーンには玉木宏＆国仲涼子を使ってきたなぁ。

西城秀樹とか山本リンダとかドリフ辺りをネタとして使うのも、
如何にもちびまる子ちゃんって感じで良かったです。