恋のから騒ぎドラマスペシャル
「明石家さんまが贈る3つの恋物語」

ストーリーテラー:明石家さんま
全エピソード:北村一輝

[第一弾] [第二弾] [第三弾] [第四弾] [第五弾]


インドダンスで愛告白!金星から来た女

脚本/福間正浩
主人公/12期・ジャスミン(光丘仁美)

金星の輝く夜空の下でデートする、星丘聡美。
僕にとって女神であり一番の女性だと言われるが、一番という
言葉を哲学的に解釈し、疑いの目を持って彼を眺める。そして
彼と別れることになる。彼女は東都大学・大学院・哲学科研究室
の学生。先輩の北大路君江とは始めて気の合う友達だった。
占いにいくと前世は金星から来たと言われる聡美。今度出会い
が有ると言われるとすぐに合コンを設定する。
しかし全く波長が合わず落胆しながら先輩と共に屋台で一杯飲む。
するとそこの屋台の男性・有馬宗斎が彼女の疑問にことごとく
答えていく。そんな彼に聡美は惹かれていく。

哲学とインド風の味付けとはどんな関係があるのか。
色々と理屈では言い表せない様な展開だったが、それがこの
エピソードの持ち味なのか。彼が前衛舞踏家という設定も
なんとなく変だし。
何でも哲学的に物事を捉えてしまうのは家柄にある様だ。
波長の合う男性と巡り会うが、相手は子持ちであり彼女も居る
という。結果的に彼女と語っていたのは娘だったというオチ。
精神世界で共有観を結ぶのは、彼ではなく娘であった所が
ちょっとポイントがずれていそうだけど、子供の後押しが有って
結ばれるのだから良かったね。

星丘聡美 ……… 相武紗季
北大路君江 ……… 江口のりこ
島森幸一 ……… 堀内健
有馬宗斎 ……… 眞木大輔
玲亜 ……… 大森絢音
マサミ ……… 櫻井淳子

松澤仁晶、気谷ゆみか、野口聖古、温水洋一、鈴木祐二
北佐一成、希野秀樹、武藤晃子、田辺愛美、山口裕次郎
庄司麻衣、太田綾乃、美崎悠、阿部六郎、天野浩成
斎藤彰、藤井希世、石井祐司、岩原明生、斉藤暁、大沢逸美
篠井英介、淡路恵子


大富豪と恋!霊きゅう車で…葬儀屋の女

脚本/相内美生
主人公/5期・葬儀屋(菅絵里)

葬儀屋の一人娘・本田ユリは実家である葬儀屋を手伝う27歳。
この日デートが有るため早くに仕事を切り上げ、霊柩車で
デートの約束の場所まで送ってもらう。彼氏はその感覚に
ついていけず別れを切り出される。
弁当屋の沢木浩はユリがフラれた事を知りからかうために
葬儀屋を訪れる。ユリはこんなしみったれた町で終わるのは
嫌だと告げる。机の上には彼女がチェックしたと思われる雑誌。
その中身を見るとユリは7万円もするブランドのネックレスに
チェックを付けているのを知り改めて馬鹿にする浩。
もうすぐユリの誕生日だと知り、彼はいつものように誕生日は
茨木までメバルを釣りに行こうと誘う。

自分が葬儀屋という事がきっかけで男性との関係が上手く行か
ないと思っている女性が主人公。
こんな葬儀屋のある所ではなく別世界で行きたいという望みが
存在。その世界から抜け出すチャンスを自ら手繰り寄せる。
しかしすり寄ってくる男性は、ありのままの彼女を受け入れた
のかどうか分からない。何故なら彼女は自分を偽り、美化して
いる為のもの。このまま結ばれても先が知れるような関係だっ
たが、それに気がつかされるのが幼馴染みの不慮の事故。
結果的に男性側もそうだけど幼馴染みの存在の大きさが目立つ
話だった。

本田ユリ ……… 優香
本田万蔵 ……… 斎藤洋介
本田春子 ……… 宮崎美子
沢木浩 ……… 金子賢、
西園寺幹生 ……… 村上幸平
中島まどか ……… 矢吹春奈

安藤希、藤崎賢嗣
蒲生純一、青木和代、小川喬也、橘美香、伊佐山ひろ子
中村有志、夏樹陽子、新屋勝、酒井麻吏、石塚良博、本田清澄
高柳葉子、廣澤恵、しのへけい子、呑山仁奈子、高橋佳代


修羅場大好き!?電報を打つ女

脚本/山岡真介
主人公/14期ミーアキャット(佐々木彰子)

幸せな生活を送る美以亜と宮元俊介。
愛におぼれていたとき彼氏である俊介は仕事がぞんざいになり
秋田に飛ばされることになる。私たちは遠距離でも大丈夫だと
思っていたが、彼の言葉が秋田弁に染まっていくのを知り、
少しずつ不安になる彼女は彼に電報を送ることを思いつく。
電報を送った彼女に俊介は頭が良いとの誉め言葉にさっきまでの
怒りは消えうせた。
翌日は遠距離になって一周年。二人は東京で会うことになって
いた。しかし彼に電話すると休日出勤でいけなくなったという。
しかも朝に俊介からメールで他の女に宛てたメールが間違って
美以亜の元に届く。彼女は怒り心頭で秋田まで会いに行くことに
なる。

今回のエピソードの中では一番良い話だった。
猫田美以亜を周りでサポートする人の暖かさ。
いつの間にか電報のオペレーターとの間に感情のこもった関係が
形成されるのだから面白い。
オペレーターが確認のために繰り返し文面を語る事の滑稽さ。
どんなに愛し合っていても遠距離は続かないものなのか。
思い出のコーヒーカップなどのアイテムも上手く挿入していた
けど、よりカップに思いを馳せていたのは彼女の方だった。
社長の役割も面白く、彼女の笑顔のために彼女を応援している
様がとても可愛らしい。

猫田美以亜 ……… 酒井若菜
宮元俊介 ……… 要潤
小森 ……… 戸田恵子
さおり ……… 星野真理
社長 ……… 藤村俊二

コージー冨田
神奈月、小林恵美、沼崎悠、高橋明子、太田詩音、須藤公一
彩文暎子、安室満樹子、よしのよしこ、神木優、黒部幸英
後藤康夫、野口賀行、高橋宏治

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system