リアル・クローズ
〜田舎娘vs悪魔部長!洋服売場のシンデレラ〜

脚本/大島里美

http://www.ktv.co.jp/real-clothes/


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越前屋百貨店の7階のリビング・布団売り場で働く天野絹恵は
最新のファッションとは無縁の格好をしているものの、ふとん
を愛して止まない情熱により、25歳にして早くも現場を任され
ていた。
しかし越前屋百貨店はライバルの百貨店に客足を奪われ、今年
の業績は前年度の同期よりも7%減。そこで百貨店としては
業績回復のために神保美姫に白羽の矢が当たる。

絹恵は7階の商品リストを届けるよう言い渡されて美姫の元を
訪れる。資料を渡し去ろうとする絹恵に対して美姫は信じられ
ないものを見るように「つまらないものを着ていると、つまら
ない一生になる」と告げる。
その事を絹恵は彼氏の達也に告げると、関係ない奴には何を
言われても気にするなと励まされる。

ある時絹江は部長から呼び出されて異動を命じられる。
3階婦人服売り場への異動。部下達からは出世のエリートコース
だとして羨ましがられるが、布団を売りたい彼女にとっては
不本意な結果。まずは3階のセレクトショップ"ザ・スペース"
の販売を命じられる。売り場の皆に紹介されるときも、服のこと
は全く分からないので雑用を振ってくれと頼むのだった。

早速絹江は客の応対に出るが、ファッションに興味のない彼女
は客が何を言っているのか全く分からず困惑することになる。
彼氏からの励ましもあり少しずつ努力していたところ、一人の
客が購入に迷っている姿を見て、思わず勢いに任せて売ってし
まう。しかし翌日その客から返品が有り佐々木からは口だけの
セールスをされては困るとして服を舐めないで忠告される。
客は魅力のある店員から買いたいモノだと言い、服を愛してくれ
と告げられるのだった。
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あんまりピンと来るドラマではなかったのは、やはりファッ
ション要素の強い内容だったからだろうか。

布団に愛着のある女性が、何故突然ファッションやメイクに
目覚めて行かねばならないのかよく分からなかったし、
人生の岐路に於いて仕事か男性かを選択しなければならない
のだが、男性の抱える境遇がちょっと重すぎて比較するのが
難しい展開になったと思う。

ファッションに目覚めて綺麗になっていく主人公を見るのも
良いのだが、田舎臭くても周りのことを気を配れていた頃の
主人公の方が全然良い感じがしてくる。

神保美姫や田淵優作が何様だよといわんばかりのキャラクター
を振りかざし主人公に接してくる様。人を猿だなんだと中傷
できる程立派な人間なのかという気がしてどうもいけ好かない。

それでもファッションに興味があり、香里奈様ファンには
絶賛されるのではないか。香里奈ファミリー勢揃いだし、
美形でモデルっぽい女性も沢山いたし、ファッション業界の
持つ華やかさのイメージに負けない俳優陣で固められていた
と思う。

最近バラエティ番組で見かけるようになった福田萌さんが登場。
黒川智花に似ているのだが気のせいだろうか。

天野絹恵 ……… 香里奈 (25歳。越前屋百貨店販売員)
神保美姫 ……… 黒木瞳 (推定48歳。婦人服統括部長)
山内達也 ……… 高岡蒼甫 (32歳。絹恵の彼氏)
田淵優作 ……… 山本太郎 (婦人3課・課長。)
佐々木凌 ……… 加藤夏希 (27歳。婦人服売り場の契約社員。)
木村瑞穂 ……… 能世あんな (美姫の右腕。)
森奈津子 ……… 芦名星 (絹恵と同期)
日比谷しのぶ ……… 伊藤裕子 (飛猫舎デザイナー)
榎本ミチル ……… えれな (絹恵の顧客)
林陽子 ……… 真野裕子

本郷会長 ……… 西岡徳馬
矢野かおり ……… 福田萌
星野さゆり ……… 久保田磨希
榎本ミチル ……… えれな
福田 ……… 篠井英介
部長 ……… 佐藤二朗
花田瞳 ……… 南明奈
坂野ゆかり ……… 前原絵里
田原梨香 ……… 理絵
上野 ……… 久世星佳

くわばたりえ、陽乃、吉本菜穂子、町田マリー
山野海、高嶋宏行、美月、森瞳(キッチンパーク)、かっすん
(チェリー☆パイ)、みほ(チェリー☆パイ)、弥香、安田良子
汐見ゆかり、ひぐち沙夜、坂本りおん、石岡剛、大橋てつじ
MARILIA、DIANA TIMOFEEVA、亜弓、DIANA KANDYBA、ユン
亀山絵里子

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